フジ系で、7月6日(火)からスタートするドラマ「逃亡弁護士」の制作発表会見が6月23日、都内で行われ、出演者の上地雄輔、石原さとみ、北村一輝、矢田亜希子、豊原功補らが出席した。
同作は、「週刊ヤングサンデー」(小学館)で、'08年7月まで連載されていたコミック「逃亡弁護士 成田誠」が原作。若手弁護士・成田誠(上地)が、突然身に覚えのない先輩弁護士殺害、放火、横領の罪を着せられ、極刑を免れようと逃走を決意。事件の真相を追いながら、法律で困っている人々を助けるヒューマンサスペンスだ。
主演の上地は「大変だったシーンは全部! 特に、下水道のシーンは、本当に(東京・)渋谷の交差点の真下で撮影したんですが、においが半端じゃなかったです。僕の上にナメクジがずっと付いていたり、スタッフさんがずっと“オエオエ”言っていたり。走っているか、難しい言葉を言っているか、誰かに熱く語っているかなので、体力的には日々厳しいです」と撮影の苦労を語った。また、役作りについては「原作では、強さが前面に出ていて、若干スーパーマンっぽいんですよ。でも、ドラマでは生身の人間が動くということで、見ている人が応援したくなるような人間を演じようと思っています。弱さだとか、情けなさも出していきたいですね」と明かした。
一方、石原は「上地さんにはあまりお会いできていないんですが、ひまわりみたいな方。すごく楽しい話をたくさんしてくださるんですけど、本番が始まったら、“成田”になっている姿を見て、『あーすごいなー』と思いました。早く一緒にお芝居がしたいですね」と上地の印象を話した。
また、北村は「撮影現場では、実際に上地くんと会うことがほとんどなくて、きょう久しぶりに会って『あ、出てたんだ』という感じです(笑)」と冗談交じりにコメント。続けて、「想像以上にまじめにやっていて、びっくりしました。ちゃんと周りの空気も読みながら、自分のやるべきこともやっているなと感じましたね。すごいです」と上地を絶賛した。
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