BSジャパンにて放送中のドラマ「極道めし」(毎週土曜夜9:00-9:54)が“面白い!”“思わず喉が鳴る”と話題となっている。
同ドラマは、とある刑務所を舞台に、受刑者たちが毎日のおかずやおやつを懸けて“シャバで食べたご飯の中で最もおいしかった料理”の話をするヒューマンコメディー。
そんな笑って泣けるドラマで主演を務めるのが、ドラマや映画、舞台などで幅広く活躍する福士誠治。共演に今野浩喜、徳井優、柳沢慎吾、小沢仁志とバラエティー豊かなキャラクターが勢ぞろいする中で、現場の様子や見どころなどを、福士が熱く語ってくれた。
――記者会見を見させていただいたのですが、とてもチームワークが…
悪そうでした(笑)?
――良さそうでした(笑)! 雰囲気がいいというか、すてきな現場の様子が伺えました。改めて、福士さんから共演者のみなさまについてお聞かせいただきたいです。
なんだか照れますね~。まず慎吾さんは、底なしに明るい方です。スタッフさんにもエピソードトークをして笑いを取っていらして、ムードメーカーですね。慎吾さんの明るさに助けられています。
小沢さんは、自分という芯の強さが一本がっしりとあって、骨太というか、動じない人。だからこそ頼りになります。
映画監督もやっていらっしゃるので、画角とかも考えて演じられていて、野獣のような見た目ですけど、頭の中は繊細だなと思います。お話していて、勉強にもなります。
そして、その暴れん坊の二人を、ちょっと年下の今野さんが的確にツッコミを入れて。今野さんの内に秘めたブラックジョークがさえ渡ります。
慎吾さんが「俺、俳優向いてねーわ!」と言うのを、現場に入ってから100回以上聞いていて。それを今野さんは、最初は「聞きましたよ!」と言って交わしていたのですが、最近は「向いてなかったらここにいませんからね~」ってノセていて…この、ノセるというところに僕はダークさを感じるんですよ(笑)。
その上で…徳井さんは、僕の俳優道に一番近い人ですね!
――(その場にいた全員爆笑)。
同じ、ちゃんとしたジャンルを歩んできたであろう先輩なので、徳井さんがいると安心します(笑)。このバランスがとてもいいんですよね。
慎吾さんがいい意味で現場をかき乱して、小沢さんがそこに違うエッセンスを与えて渦にしてくれる。それを今野さんがツッコみ、徳井さんがドラマに戻してくれる…と。そうして場が平たくなった時に僕が現場に行くと…。
――ちょうどいいんですね(笑)。
そういうことです。そのくらい、とってもバランスがいいし、皆さんのことが大好きです。
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