――あゆはと弘光の恋だけでなく、虎竹の恋にも注目していただきたいですね。この映画は弘光先生の胸キュンシーンが満載ですが、同性から見てもキュンとするシーンはありましたか?
佐藤「ありましたよ! あゆはが金八先生の物まねをした時に、先生が思わず吹き出しちゃった、あの何とも言えない笑顔に、男としてもキュンとしました」
浜辺「物まねはテスト段階からアドリブでやっていたんですけど、それを見た竹内さんが『物まねがとても面白かったから、想定したよりももっと笑ってしまうのではないかと思ったので、その場でお芝居を変えた』とおっしゃっていました」
佐藤「あと、合唱の練習をしてる時にあゆはに送る、さりげないアイコンタクトもいいんです! 現場で見た時からいいなーって思ってたんですけど、劇場版で完成作を見たら、よりキュンと来たので、ぜひチェックしてください。
今作は、あゆはがとにかくまっすぐで、明るくて、パワフルで、みんなが応援したくなると思いますし、弘光先生にもキュンキュンすると思います。
男が見ても、あゆはを応援したい気持ちになりますし、弘光先生がかっこいいと感じる人もたくさんいるのではないかと思います。そこに川栄さん演じるアオちんと自分(虎竹)が違ったアプローチの仕方で作品に笑いの要素を足しています。
笑えて、キュンキュンできて、最後は感動できるという、今までにはなかった要素がたくさん詰まっている作品だと思います。原作ファンの皆さんはもちろん、幅広い世代の方々に見ていただいて自分の青春時代を思い返してもらえたらうれしいです」
――最後に、浜辺さんは「月刊ザテレビジョン」で、お仕事に役立つレッスンをする連載をしているのですが、佐藤さんに何か教わるとしたら?
浜辺「佐藤さんはできることがたくさんあるので、何がいいのかな? でも、やっぱりダンスですかね? 私はすごく苦手なので…。上手くなるコツはありますか?」
佐藤「ひたすら練習です」
浜辺「あー、やっぱり(笑)」
佐藤「人の見てないところでひたすら練習です、本当に。ダンスの努力はマジで裏切らないですから! 苦手な場合はマネごとから始めるといいよ。僕もテレビであるダンスを見たのをきっかけに始めたんだけど、最初はその映像を何度も見て、ただただマネしてたんで」
――ダンスが上手くなるストレッチとかありますか?
佐藤「首だけ動かすアイスソレーションという仕草があって、それを電車に乗る時にずっと練習してました」
浜辺「(軽くやってみるが)一生できる気がしないです…」
佐藤「音楽を聴きながら、リズムに乗って首だけ動かすんですよ。ダンススクールに通う時に必ずやってたんだけど、これができると、あの人踊れる人だなって分かるんですよ。これはオススメです」
――トライしてみますか?
浜辺「と、ときどきなら…」
佐藤「女の子がやると、またカワイイんですよ」
浜辺「じゃあ、やろっ(笑)」
――次回からは、浜辺美波さんとアオちん役・川栄李奈さんの対談をお届けします!
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