8月4日(土)公開の映画「劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)」「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(アンフィルム)」。「ザテレビジョン」WEBでは本作を特集し、同作品のキャスト陣同士によるシャッフル対談インタビューなどを連続掲載中だ。
今回は主役鼎談と題して、「仮面ライダービルド」から桐生戦兎/仮面ライダービルド役の犬飼貴丈、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」から夜野魁利/ルパンレッド役の伊藤あさひ、朝加圭一郎/パトレン1号役の結木滉星の3人が登場。後編では、主役・座長としての思い、劇場版の見どころなどを聞いた。
(7月29日掲載の前編より続く)
――主役・座長として、現場で意識していることはありますか?
犬飼:…ないですね(笑)。
伊藤・結木:(笑)。
犬飼:というのも、キャストのみんなが僕より年上だったりキャリアが長かったりするので、僕が頼る部分がものすごく多いです。
――伊藤さんと結木さんはそれぞれご自身の戦隊の中でいかがですか?
伊藤:僕も今犬飼君が言ったのと本当に同じです。僕も一番年下でお芝居の経験も浅いですし、勉強することばかりです。逆に主役・座長として責任感や主役感を出すために、いろいろな人のことを観察して、自分のプラスになるようなことを探しています。そういう意味では、それが意識していることかもしれないです。
結木:僕も全く同じですね(笑)。個人的にはレッドだからといって座長と言われるのはあまり好きではなくて。スタッフ・キャストみんなで作品を作り上げていますし、これからも協力し合って支え合って、みんなで作り上げていきたいという思いの方が強いです。
――主役は出番や取材稼働も多く、体力・精神力が求められると思います。伝統的な特撮シリーズで主役を演じるにあたり、「喜び」と「プレッシャー」はどちらが大きいですか?
犬飼:僕は時期によって違っていて、波があります。今回のように映画の撮影がテレビシリーズと重なってくる時期はプレッシャーが大きくなります。逆にテレビシリーズの撮影のみで心に少し余裕がある時は、喜びをすごく感じられることが多いですね。今ですとこの8月4日公開の映画がどうなるかというプレッシャーもあるので、そちらの方が大きいのかなと感じています。
伊藤:確かにプレッシャーはありますが、でも自分が小さい頃に憧れた戦隊ヒーローを、しかも主役としてやらせていただけていることはうれしいですし、すごく贅沢な時間を過ごさせていただいているという喜びを感じています。プレッシャーについては、正直自分は主役としてもっと持たなければいけないとも思うのですが、最年少だからこそみんなに頼れるというか、プレッシャーを勝手に周りに分け与えているような部分もあって(笑)。頼れる仲間がいるからこそ、プレッシャーも和らいでいるんだと思います。
結木:僕はどちらも大事だと思っていて、プレッシャーがあるからこそ喜べるんだと思います。でも、僕らはWレッドとして主役が2人いるからプレッシャーも分け合えるのですが、多分犬飼くんは相当な責任感やプレッシャーを感じていると思います。
犬飼:いやいや、そんなことないです。
結木:ですので、僕らはまだ楽だと思いますね。例年なら1人のところが今年に限り2人いるので、あさひにいろいろと頼りながらやっています。
伊藤:2人とも初めてのバラエティー番組として「ミラクル9」(テレビ朝日系)に出演した時は、「2人いてよかった」と話していました(笑)。
結木:確かに(笑)。
――そういったプレッシャーから解放されるために行っている、リラックス方法があれば教えてください。
犬飼:僕は割とサブカルチャーが好きなんです。アニメや漫画などに触れるのも好きなので、そういった自分の趣味の時間を寝る前などに必ず作るようにしています。
伊藤:犬ですかね。飼っている愛犬と戯れて、寝るまで一緒にいるというのがリラックス法です(笑)。
結木:僕はリラックス法としては、友達と会える時は一緒に遊んだりはしゃいだりしています。家で一人の時は長風呂をするのが好きで、湯船に漬かってリラックスしています。
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