――最後に、今回の劇場版で「自分のここを見てほしい!」という部分をお願いします。
犬飼:自分が演じたというのとは少し違うのですが、「ビルド」はやはり北九州ロケが見どころです。街全体を巻き込ませていただきバックアップしていただいた状態で、エキストラ3000人の方々と共に作品を作らせていただけたのがすごくうれしかったです。3000人の方々一人一人が「仮面ライダービルド」のことが好きで撮影に参加してくださっているので、その情熱や愛が画面越しに伝わってくると思います。ものすごく大規模で迫力のある壮大な映画になっていますので、ぜひ劇場のスクリーンで見ていただきたいです。
結木:「ルパパト」ではナイターのシーンがあるのですが、そこは僕とあさひ二人だけの空間でがっつりとお芝居をしています。快盗と警察ではなく、一人間としてお互いに腹を割って話すシーンになっています。お互いがお互いに思っている事や葛藤がある中、二人である決断をするのですが、本当に魁利と圭一郎の素晴らしい空間が出来上がったなと思います。
伊藤:僕もそのシーンですね。これまで敵同士としてずっとやってきて、魁利は圭一郎を認めていますが、圭一郎は快盗のことを認めていなくて。そんな中、初めて圭一郎が少し譲歩してくれ、魁利も本音を引き出されます。あくまで芝居ですが、夜野魁利と朝加圭一郎という二人の人物がいる空間が確かに生まれていて、その中で会話ができたと思います。全体としてはアクションシーンが多い作品で、その中での数少ない芝居の場面なのですが、そこが僕らとしての見どころですね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)