関西テレビでは、7月29日(日)夜1時~2時25分(関西ローカル)に最も怖い怪談師を決める「稲川淳二の怪談グランプリ2018~決勝 チャンピオンバトル」を放送する。
「稲川淳二の怪談グランプリ」は、プロアマを問わず全国から集まった怪談師たちが、不思議な体験談や、恐ろしい話を披露し、最も怖い怪談師を決定する怪談グランプリ。今回は10年目の集大成として、歴代のチャンピオンが集結したチャンピオンバトルを開催する。
2012年の王者でオカルト界をけん引する島田秀平、アマチュア怪談師兼オカルトコレクターの2013年王者・田中俊行、日本で唯一怪談を話す住職で2014年王者の三木大雲、2015年王者で関西サブカル界のレジェンド・竹内義和、2016年に初登場で優勝し2017年は僅差で2連覇を逃したありがとうぁみ、ありがとうぁみを破った2017年王者の早瀬康広の歴代チャンピオン6人が登場。さらに22日放送の予選を勝ち抜いた渡辺裕薫と伊藤えん魔を加えた計8人の怪談師たちが、1話ずつ怪談を披露。大会審査委員長の稲川淳二、審査員の増田英彦、山口敏太郎、グラビアアイドルの小倉優香、オカルト系WEB雑誌「TOCANA」編集長・角由紀子の5人(持ち点各20点)と一般審査委員100人(持ち点各1点)の計200点を最高点とし投票。得点が一番高い怪談師が優勝する。
大会審査委員長である怪談師の神様・稲川は「10年番組が続いた理由は、単に面白いだけじゃない。執念ですよ、怨霊ですよ。憑きますよ」と独特の表現で番組を評価。MCを務めた岡田圭右は「緊張感はいままでで一番あって、ピリついてた。そしてみんな怪談が好きなんだなというのを改めて感じましたね。10年やり続けられているのは、本当に皆さんに愛されているからなんだなと感じました」と感慨深げに振り返る。審査員の増田は「何度も出てる方は、毎回怪談を1つ持ってこないといけないので大変。漫才は作れるけど怪談は作るわけにはいかないので、それをカバーするために、話すテクニックも進化しているのが素晴らしいなと思いました。あと、今回はお客さんの前で話すので、『客前に慣れている芸人さんが有利かな?』と思いきや、『芸人じゃないあの方がこんなに頑張るの!?』という展開になるところも見どころです」とアピールした。そして稲川は「技を競うと、敵を意識してしまう。すると質の良い話が逆に悪くなってしまうこともある。あと、話がうまいだけでもダメで、話の元の素材が悪かったらダメ。その絶妙なところと、勝負の駆け引きが面白い」と、怪談グランプリ特有の“怪談で競うこと”の面白味を語った。
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