安心してください。今回も、ファンの皆さんにうれしい「かわいい」が盛りだくさんです!
第1話の最後で顔が溶けてしまい、人間の見せ物にされた夏太郎が「人間怖い」とおびえる様子。
そんな兄をいじる冬ノ介とのやりとり、しぐさ。そこでも不器用な動きの数々を見せる夏太郎。始まって5分前後ですでに“かわいいの応酬”です。
自分は何でも「かわいい」と言っちゃう人間にはなりたくないと思って生きているのですが、“本当の姿”の“質感”までも、なんだかかわいく見えてきます…。そのくらい引き込まれる世界観。
さらに、ペットの「イヌ」役のナナちゃんの女優ぶりがたまりません! とても賢い子なんですねと感心します。たくさんの愛らしい表情が登場するので、ワンコ好きの方も必見かも。
一方で、エイリアン兄弟の飾らない言葉の数々が、地球人の胸にチクリとくるのがこの作品の魅力の一つ。
「人間ってさ未知なんだよね、なんかうまく言えないんだけど、人間って面白いんだよね」という冬ノ介の言葉に深い何かを感じた第1話。
第2話では、冬ノ介の「人間はね、自分より下等の生物を支配して喜んでるんだよ」という言葉が登場し、なんだか切なくさせます。また、冬ノ介のサラッと言う、言葉の温度感がせりふの魅力を倍増させるんですよね…。
夏太郎が「愛」を学ぶお話ですが、その様子を客観的に見て我々も「愛」を学びたい、再確認したい、そう思わされる第2話です。
文=ゆ~
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