“泣ける名曲”かりゆし58の「アンマー」がドラマに!前川真悟「我が子のように愛おしい」

2018/08/02 19:49 配信

ドラマ

沖縄県出身の4人組バンド・かりゆし58の名曲をモチーフにしたドラマを放送!

沖縄県出身の4人組バンド・かりゆし58の名曲をモチーフにした、琉球放送(RBC)制作のドラマ「夏休みドラマスペシャル『アンマー』」が、8月5日(日)の昼4時からTBS系九州・沖縄局で同時放送される。

アンマー」は、かりゆし58のデビューシングルで、沖縄の方言でお母さんの意味。産み育ててくれた母への感謝と愛情をつづった歌詞が大きな共感を呼び、インディーズでは異例の日本有線大賞新人賞を受賞。発売から10年たつ今でも、世代を超えて愛され続けてきた。

ドラマは、「アンマー」で歌われる母と息子の“繊細で深い絆”をテーマに完全オリジナル化。女手ひとつで息子を育てた母・幸子と、バンドマンを夢見て上京するも、島に戻り目標を失っていた息子の真悟のもとに、東京から音楽プロデューサーが訪ねてきた…というストーリーで、沖縄県・名護市を舞台に描かれる。

母の幸子を演じるのは、「いのちの現場から」や「渡る世間は鬼ばかり」など数々のドラマや映画で活躍した沖直美。息子の真悟役は、映画「葬儀人アンダーテイカー」や特撮ドラマ「琉神マブヤー」に出演した嘉人。さらに、音楽プロデューサー役の宇梶剛士をはじめ、吉田妙子など演技派の名優たちが脇を固めた。

今回、真悟(嘉人)が劇中で歌う曲は、沖縄県内で映画音楽などの作曲やBEGINのレコーディングエンジニアを手がける迎里中が作曲を担当。歌詞は、かりゆし58のボーカルで「アンマー」の作詞作曲を手がけた前川真悟がこの作品の台本を読んで書き下ろしたという。

ドラマ化について、前川真悟は「『アンマー』という曲が、誰かにとって創作の母になっている事、ひとつの楽曲をきっかけに新しい作品や物語が生まれるというのは本当に素晴らしい事だと思います。今回のドラマは、我が子のように愛おしい存在です。制作に携わった全ての方々に心から感謝と敬意を表します!この作品が1人でも多くの人に可愛がってもらえるように願っています」と期待を込める。

また、劇中歌について「作詞のみで楽曲制作に関わるのはこれまでになかった事なので、作曲者の方と親権を分かち合える喜びを初めて経験させていただきました。我が子を愛する両親ってこんな感じなのかなって思いました」とコメント。

主役に抜てきされた嘉人は「沖縄県名護市を舞台に、家族の絆や夢、そして人と人との縁が描かれている作品です。出演者・スタッフ一丸となって、心を込めて作りました。一人でも多くの方にご覧いただけること願っています」とメッセージを寄せた。

ドラマの企画者である、琉球放送の野崎洋平氏は「かりゆし58さんや所属事務所のLD&Kさんを始め、JNN九州各局の皆様、キャストの皆様、そしてロケ地となった名護市の方々などなど…たくさんの想いが詰まっています。作品を見た後に、大切な人のことをふと思い出していただければ幸いです」と思いを語った。

名曲「アンマー」の感動的なストーリーが、テレビドラマでどのように描かれていくのか、期待したい。

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