観月ありさら“和製ドリームガールズ”が能舞台でユーミンの名曲を披露

2018/08/02 10:19 配信

芸能一般

「座・ALISA Reading Concert vol.II『キセキのうた』~私たちの『今』を歌おう~」製作発表に登壇した湖月わたる、観月ありさ、春野寿美礼(写真左から)

観月ありさが発起人となり、2017年12月に立ち上げた「座・ALISA」の第2弾公演「座・ALISA Reading Concert vol.II『キセキのうた』~私たちの『今』を歌おう~」が、8月26日(日)から上演される。

観月、湖月わたる春野寿美礼が1日、東京・セルリアンタワー能楽堂で行われた製作発表に登壇し、本編でも歌唱予定の松任谷由実の楽曲「ANNIVERSARY~無限にCALLING YOU~」を披露した。

同シリーズは、名作や名曲を軸に、今を生きる女性たちに勇気と感動を伝えたいという思いの元、歌・ドラマ仕立ての構成でつづられる。

今回は「松任谷由実 楽曲集」が原作。離れ離れになっていた3人の女性が、友人の死をきっかけに再集結し、40代を迎えた彼女たちは、かつて思い描いた歌への情熱をリスタートさせる。それぞれの心を通わせ、歌を通じて再び生きることの喜びを見出していくことができるのか…。

歌と朗読、ダンスのエンターテインメントを融合した悲喜劇となっており、観月は元宝塚歌劇団トップスターの湖月、春野と劇中で新ボーカルユニットを結成する。

観月は「ユーミンさんには10代の頃に2曲書いていただいて交流があり、40代の私がユーミンさんのコンサートを見させていただいた時に、バイタリティーと勇気を与えられた。こういうふうに、逆に(私たちも)私たちの年代や30代、20代の方たちにも『元気で頑張ろう!』ってエールが送れればいいなって思いました。40代、いや50代でも『まだまだ頑張れるよ』って、見てくださる方々に送っていきたい」と意気込み。

「私たちの頑張っている姿、まだまだ現役でやっている姿を見ていただいて、『自分たちも頑張ろう』『まだ頑張れる』と思ってもらえるステージになれば」と、さまざまな年代の女性にエールを送りたいと明かした。

この日は、ゴールドの衣装をまとった“和製ドリームガールズ”で登場。能舞台でヒールを履くことができないため、ドレスに合わせた足袋も作ったという。「以前、狂言を見させていただきましたが、まさか自分が立つ日が来るとは」と感激した様子で、「足袋を履いていることもあって、シャキッとしますね。光栄です」と笑顔を見せた。

公演は、8月26日(日)~29日(水)と9月1日(土)~9月3日(月)に東京・セルリアンタワー能楽堂で、22日(土)、23日(日)に大阪・サンケイホールブリーゼで、29日(土)、30日(日)に愛知・ウインクあいち大ホールで上演される。