<半分、青い。>永野芽郁、10分間の“壮絶演技”に大反響!「怒りが本物にしか見えない」

2018/08/02 06:28 配信

ドラマ

人気作家・佐野弓子(若村麻由美)に才能を認められ、涼次は舞い上がる(C)NHK


「そのつもりだった。でも…」と、映画への思いの丈を打ち明ける涼次。自分に秘められているかもしれない“才能”にすがり、「(脚本を)書き上げたときには、どうしても自分で撮りたいって思った。今度は祥平さんにとられたくない」と、5年間封印してきた気持ちを吐露。

「結婚したまま撮るわけにいかないの」という鈴愛を「退路は断ちたい」「生活は不安定になる。僕は定職につかない」「家族は、邪魔になる」と突き放した。

「涼ちゃんのクズっぷりがすごい」


花野を必至で育ててきた鈴愛には、夢を追う涼次が理解できない(C)NHK


涼次が夢と現実の狭間で葛藤してきた5年間、鈴愛は現実に浸かって生きてきた。「花野のおしめ替えるのと、1日7回も8回もミルクあげるのにいっぱいいっぱいで、耳うるさいのに夜泣きされて、近所抱っこして回ってるときに涼ちゃんは…」と言い、「裏切り者!許せない!いつまで夢見てる!目を覚ませ!私たちは年取ったんだよ?もう若くないんだよ、親なんだよ?」と叫んだ。

夢を追いかけたい涼次と、家庭を投げ出す涼次の決断を聞き途方に暮れる鈴愛。平行線の2人のやりとりは、見る者にも大きな衝撃を与えた。

突然の別れ話に戸惑い苦しむ永野の演技には、「怒り、悲しみが本物にしか見えない」「壮絶のひと言」「涙が勝手に流れてくる。辛すぎる」「鈴愛の気持ちがストレートに伝わってきた」といった絶賛の声が多数。対する間宮にも「涼ちゃんのクズっぷりがすごい」「家族が邪魔になる、っていうのも涼ちゃんなりの優しさなのかもしれない。そう思わせる演技」「涼ちゃん言ってること無茶苦茶だけど、夢を追いたい気持ちがビシビシ伝わってきて否定しきれない」といった声が上がるなど、鈴愛と涼次の繰り広げた怒涛の10分間が大きな反響を呼んでいる。

キムラ緑子に「光江さんが救い」の声も


涼次に怒り心頭の光江。親代わりとして平手打ちする(C)NHK


鈴愛とのシーンのあとは、涼次が三オバに自身の決意を伝える場面が続いた。なかでも光江(キムラ緑子)は「あんたは父親やろう!」「ほななんで結婚した?」と“正論”をまくし立て、涼次に平手打ち。視聴者からは「すごい迫力だった!本当に怒ってた」「クズの涼ちゃんをぶっ叩いてくれてありがとう!」「もう…光江さんが救い」「涼ちゃんを怒ってくれてスーッとした」といった声が上がっている。

永野、間宮、キムラの演技が激突した第105回。2日放送の第106回では、家を出て行った涼次との連絡が途絶えたまま数日が経過。藤村家では、光江、麦(麻生祐未)、めあり(須藤理彩)が、なかなか戻らない涼次を連れ戻そうと画策する。祥平(斎藤工)のもとに転がり込んでいるに違いないと踏んだ光江と麦は、祥平の家に踏み込み、涼次を発見する。