映画「万引き家族」(2018年)で注目を浴びる11歳の俳優・城桧吏(じょう・かいり)が、山崎賢人主演のドラマ「グッド・ドクター」の8月9日放送第5話で地上波ドラマ初出演を果たす。
「グッド・ドクター」は、山崎賢人演じる自閉症スペクトラム障がいでサヴァン症候群の青年・新堂湊が小児外科医の世界を舞台に成長していく姿を描くメディカル・ヒューマンドラマ。
コミュニケーション能力に難しさを抱える湊だが、医療の知識は豊富。幼い頃から夢だった小児外科で、先輩医師・瀬戸夏美(上野樹里)や高山誠司(藤木直人)の指導を受けながら、子どもたちの命のために闘い、子どもの心に寄り添い、子どもたちとともに成長していく。
そんな本作は、初回が同枠2年ぶりとなる11.5%(視聴率はいずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。2話で10.6%、3話では11.6%と自己最高を更新し、動画配信サービス・FODでの見逃し配信ではドラマ初回の最高視聴数記録を樹立するなど、大きな話題を集めている。
そんな「グッド・ドクター」の第5話で城が演じるのは、天才ボーイソプラノ歌手・羽山響(はやま・ひびき)。
ドイツの大聖堂でのリサイタルを控え、父親からの厳しいレッスンに励む響はある日、咳が止まらなくなり、湊のいる東郷記念病院小児外科を訪れる。検査の結果、響は先天的に「下咽頭梨状窩瘻(かいんとうりじょうかろう)という難病を抱えていることが判明した。
夏美は父親に手術の必要性を説明するが、響の自慢の高音が出なくなるかもしれないリスクを受け入れられない父親は、手術に猛反発。その頃、響のとなりには湊が現れて――というストーリーが展開する。
響を演じる城は、今年公開された映画「万引き家族」に出演。同作は第 71 回カンヌ国際映画祭の最高賞・パルムドールを獲得し、日本国内での公開は興行収入40 億円を突破するなど大ヒットを記録している。城は物語のカギを握る主人公一家の長男を演じ、その瑞々しい演技が世界中で絶賛され、城の名も一躍世界に知れ渡った。
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