8月12日(日)に渋谷VUENOSで開催されるイベント「“Circuit Groove” round-2 ~SUMMER FES.2018~」。このイベントは、声優+本格ストリートダンスユニットのA+DF(エーディーエフ)がホスト役を務める、アニソンLIVE act.とアニソンDJ act.によるステージ。今回は、前回のインタビューで初顔合わせしたRingo WinbeeとA+DFに、RAB(リアルアキバボーイズ)からゲスト参戦が決定しているDRAGON&ムラトミを加えたインタビューをお届けします!
村岡太平(以下:太平)「Ringoちゃんは今15歳ということで、みなさんは15歳のとき何をしていましたか?」
DRAGON「ちょうどダンスに出会った頃かな。その頃からアニメ見たり、声優のラジオ聞いたり、女の子のイラスト書いたり、友達とゲームして遊んだり、すでにオタクだったけど、たまたまテレビでダンス番組をやっていたのを見て自分もやりたいと思うようになって。オタ活にダンスが入ってきた歳です」
ムラトミ「俺はカードゲームの"マジック:ザ・ギャザリング"やっていて・・・」
Ringo以外「うわ〜!懐かしい!!(笑)」
ムラトミ「闇属性を使ってました。生贄を捧げると魂が増えるから、その魂を放出して「生命吸収(ドレインライフ)!!」って叫びながら友達に攻撃して(笑)。完全に厨二病でしたね」
太平「自分は違う方向の厨二病というか、冬でも半袖半ズボンでいる子でした。戦隊モノの赤が好きだったので全身赤の服を着て」
DRAGON「いたいた! そういう子(笑)。でも、全身赤はやばいよ」
太平「冬に標高130mくらいの山の中で薄着で全力で遊んで、大汗かきながらチャリを爆走して帰るみたいな。結局次の日、無理がたたって肺炎になっちゃって(笑)。その経験から反省して厨二病が矯正されました」
勝村友紀(以下:UK)「僕は"テニスの王子様(以下:テニプリ)"に激ハマりしてました。テニプリの影響でテニス部に入りましたし」
DRAGON「それもわかるな〜(笑)」
ムラトミ「UKくんは必殺技とかあったの?」
UK「テニプリの菊丸が好きで、アクロバティックなプレイをするキャラクターなんですけど、それを真似してました(笑)。ソフトテニスって基本ダブルスなんですけど、菊丸に憧れて前衛になり、効率のよくないアクロバティックプレイをして、決まるはずもなく、相方には白い目で見られるみたいな(笑)」
全員「(笑)」
DRAGON「なんかすごく濃い話が出てきたけど、Ringoちゃんはどう思った?」
Ringo「私が小学生の時に、半袖半ズボンの男の子はいましたね」
太平「俺は中学生の時だけど(笑)」
DRAGON「Ringoちゃんの世代で流行ってるゲームとかある?」
Ringo「携帯ゲームが流行ってます。女子も男子も"荒野行動"をやっていて、私も一時期やってました」
DRAGON「"荒野行動"は俺らもやってるよね。もしかしたらRingoちゃんの友達と戦ってるかも(笑)」
ムラトミ「俺はやられてそうだ(笑)。Ringoちゃん! 実を言うとね。俺、ダンスバトルでRingoちゃんと当たったことあるんだ」
Ringo「えっ!本当ですか?!」
ムラトミ「"D.O.D"っていう二人でも一人でも参加できるフリースタイルのバトルで、俺は後輩のしょこらと出たんだけど、次の相手誰だって見たら、若い女の子でしかも一人だったの。「これは絶対勝てるぜ! 全力でいったろ」と思っていざバトルで戦ったら負けちゃって(笑)。それがRingoちゃんだったんだよね」
太平「それいつ頃の話ですか?」
Ringo「12歳くらいだったので、2、3年前ですね。ブレイカーと戦ったことは覚えてるんですけど、まさかムラトミさんだったなんて…。今日初めて知りました」
ムラトミ「Ringoちゃん12歳。俺32歳(笑)」
DRAGON「まさかここで会えるなんてね」
ムラトミ「Ringoちゃんあの時ごめんね。「オラーー!」って声だしちゃって。すごく大人気ないからさ(笑)。しかもあのバトル動画残ってるし(笑)」
太平「動画といえばRingoちゃんは前回のインタビューで、RABさんの動画にハマって全部見たって言ってたけど、どういうところが良かった?」
Ringo「毎回びっくりするし、面白いですし。好きです! 「千本桜」が一番好きですね」
ムラトミ「この動画撮影した時ってすごく忙しくて、めっちゃ疲れてる時の深夜に撮影した動画だよね」
DRAGON「一番バグってるやつだ(笑)。ネタを絞りに絞って深夜テンションで撮影したから、普段のRABと違う目線の内容になってる動画ですね」
Ringo「そうだったんですね。YouTubeに動画を投稿しようと思ったきっかけはなんだったんですか?」
DRAGON「元々、ニコニコ動画に動画を投稿していたけど、時代的にYouTubeも子供から年配の方までみんな見る動画サイトになったから、動画勢のRABとしては、YouTubeでもアップするっしょってなったんだよね」
Ringo「私もYouTubeで見ました! あと、あまり秋葉原ことがわからないので、おすすめスポットを教えてほしいです」
DRAGON「秋葉原って、昔ながらの電気の専門店があったり、流行りの萌え萌え系とかもあって、魅力的なスポットが多いけど、個人的に面白いと思ったのは武器屋かな」
Ringo「武器屋なんてあるんですか?! すごい!」
DRAGON「コスプレ用なんだけど、斧とか銃とかハイクオリティなものが置いてあるんだよ。友達に連れて行ってもらったんだけど、あそこはびっくりした!」
ムラトミ「秋葉原は他の街にはない電子器具や部品の専門店があるから、深く追求したい人にとっては欲しいものが手に入る街だよね。あと、飲食店だと"カレーは飲み物。"とかあるんだけど、個性的な名前のお店も多い」
太平「僕たちも質問したいです。RABさんは長年活動していて、ライブをするうえで意識していることや、昔と今で変わったこと変わらないことはありますか?」
ムラトミ「ライブに来てくれたお客さんとの楽しかった経験を生かすことかな。次はこうやったら喜んでくれるかなとか、今日のこれは盛り上がったなとか、ダメだったものは反省する。一つ一つのライブで感じたことを次に生かすという積み重ねを意識してます、あれ? 真面目?(Ringoに向かって)」
Ringo「いいと思います!」
DRAGON「変わらないものとしては、BBOYとしての技術は常に磨いてるね。やっぱり、BBOYたちにそっちに行ったからスキル落ちたとか言われたくないし、説得力のある技術を持ちながら、全世代の人に楽しんでもらえるように心がけてます」
ムラトミ「Ringoちゃんに僕たちから質問したいんだけど、将来どういう風になりたいとかある?」
Ringo「私はなんでもできる人になりたくって。ダンス以外のことも挑戦したいと思ってます」
ムラトミ「歌とかも?」
Ringo「そうですね。勉強もスポーツもなんでもできてしまう人に憧れちゃうんです。でも、やっぱりダンスは最後までやり続けたいです!」
ムラトミ「自分の芯はしっかり持つってことだよね。俺よりしっかりしてるじゃん!」
全員「(笑)」
DRAGON「Ringoちゃんの中でターニングポイントだったことってある?」
Ringo「ターニングポイントというよりは、お父さんの存在が大きいです。今の私があるのはお父さんのおかげだと思ってます。ダンスを始めたきっかけもお父さんですし、ダンスだけじゃなくて勉強とかもですけど、私にすごく力を注いでくれるので感謝しかないです」
ムラトミ「Ringoちゃんってさ、海外は何カ国くらい行ったの?」
Ringo「呼ばれたのはフランスと中国です。あとは自分で台湾とか韓国のバトルに参加しに行きました」
太平「行動力やばっ!」
UK「今日はBBOYが多いけど、RingoちゃんはBBOYに対してどんなイメージがありますか?」
Ringo 「ブレイクダンスを始めること自体がすごいなって思います。見ただけでもすごさがわかるんですけど、できるまでが大変じゃないですか。すごい人達だ…」
全員「(笑)」
DRAGON「そう思うよね。Ringoちゃんはブレイクダンスってやったことあるの?」
Ringo「な、ないです!」
DRAGON「じゃあ、今度やろうよ」
Ringo「本当ですか?!」
ムラトミ「じゃあ、そのとき応援するわ「頑張れ! 頑張れ!」って」
DRAGON「お前もやるんだよ! なんで応援してんだよ(笑)」
太平「僕らのイベントにこんなにもすごいダンサーの方々が出てくれるのが嬉しいです! 今回は豪華なゲストとDJを呼んでいるので今から楽しみでしょうがないですね」
ムラトミ「本当に出演者がめっちゃ豪華だよね! 」
DRAGON「しかもRABから俺ら二人っていう(笑)。プレッシャーはあるけど、この中でも異彩を放てるようにしたいし、記憶に残ってもらえるようなイベントにしたいので、普通じゃできないことをやりたいな。このあと相談させてください」
太平「ぜひ! めっちゃ楽しみです! あとは、夏フェスというタイトルが付いているので、フェスっぽく盛り上げたいですね。ゲストの方々のファンが来てくれると思うんですけど、僕らA+DFを知らない方々にもちゃんと自分たちの魅力を伝えて衝撃を与えたいです」
UK「そして、次はサイリウムを持って応援してくれるくらいファンになってもらえるように魅せたいです。ゲストに埋もれないどころか、ゲストを食ってやるくらいの勢いでやります!」
Ringo「私はこのメンバーに混ざらせていただくのがめっちゃ嬉しいです! 一人でショーをするのは緊張するんですけど、ポッパー代表として、ポッピンの凄さを知ってもらえたらいいなって思いますし、「このダンサーやべーな」って言ってもらえるように、めっちゃ頑張ります!」
DRAGON「Ringoちゃんの時、最前で盛大に応援したいよね」
Ringo「やばい(笑)」
ムラトミ「気が散るよ。きっと(笑)」
全員「(笑)」
ムラトミ「全力を尽くすのはもちろん、初めて僕らを見る人もいるので、その人達に「この人たち面白い! また見たい!」って思ってもらえるようにしたいですね。僕とDRAGONって楽しむことが好きだから、お客さんも自分たちも楽しめるように心がけ☓●▼■※☆」
DRAGON「最後めっちゃ噛んでるじゃん(笑)。ムラトミと二人で出る時って、ファンの方はなんかすごいことやらかすんじゃないかっていう期待があると思うんです。普段のRABではできないようなパフォーマンスもやりたいですね。あとはこうやってインタビューで仲良くなる機会があったので、みんなで楽しく作り上げるイベントにしたいです。どうなるんだろう? というワクワク感を期待して来てください!」
(取材・文●のざたつ)
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