「徹子の部屋」で毎年恒例の終戦特集を放送! 平和の大切さを訴える

2010/07/15 11:19 配信

芸能一般

加藤武は、こよなく愛した歌舞伎座が被爆に遭った時の話を語る

終戦から65年が経過する今夏、テレビ朝日系で放送中の「徹子の部屋」で、戦争体験者をゲストに迎え、平和の大切さを考える恒例企画「終戦特集」を、8月11日(水)〜13日(金)まで3日間放送することが分かった。

8月11日(水)のゲストは俳優の加藤武。終戦の年(昭和20年)に東京大空襲と呼ばれる数回の空襲で、10万人にも及ぶ人々が命を落としたという話や、自宅があった築地かいわいが激しい空襲に襲われ、当時16歳だった加藤が、2階で寝たきりの状態にあった祖母を大八車代八車に乗せて逃げた話などを明かす。また、8月12日(木)のゲストは「モンテンルパの会」の植木信吉さん。正当な裁判を受けることができずに戦犯の罪に問われ、フィリピンの刑務所に留置された100人あまりの元日本兵が、渡辺はま子が歌って大ヒットした名曲「ああモンテンルパの夜は更けて」によって希望を取り戻した話などを語る。

そして、8月13日(金)のゲストは茶道裏千家前家元・千玄室氏。昭和18年に徴兵検査を経て海軍に入隊。終戦の年の春に特別攻撃隊で訓練を受け突撃命令を待つという、死と向き合いながら過ごした日々を振り返る。