超特急の2号車・カイ「切り替えが早いというか、僕は基本落ち込まないんです」

2018/08/08 12:00 配信

芸能一般

撮影●諸井純二


自分が一歩踏み出さなかったら何も変わらない


――ステージ上では積極的に声を出し、いつもライブを盛り上げているカイくん。8号車(ファンの総称)のみなさんの中には、そんな超特急の姿を見て〝自分も頑張ろう〟と勇気をもらう人も多いと思います。ただ、それでも挫けそうになってしまうこともあると思うのですが、そういう人たちに向けてカイくんだったらどんな言葉をかけますか?

カイ:そうだなぁ……僕はいつも、身近に悩んでる人がいたら「どう思ってるの?」「どうしたいの?」って聞くんですよね。で、相手がこう思ってるんだ、こうしたいんだって話してくれたら、じゃあ、それをすればいいじゃん!って。悩んだり、挫折する時間があったら、前に進もう!って思うタイプなので。

――カイくんはすぐに切り替えられるタイプなんですね。

カイ:切り替えが早いというか、僕は基本落ち込まないんです(笑)。あと、もし落ち込んだりしても、1人で考え込んだりはしないかな。というのも、1人で考えると絶対マイナスな方にしか考えないと思うんですよね。それは僕、自分を傷つけてるだけだと思うんですよ。だったら、友達とか家族とか、自分の大切な人に話した方がいいと思う。誰かに話すことで自分の気持ちに気づけたりするし。

――たしかに。

カイ:だから、自分の中にあんまり溜め込まない方がいいと思う。ただ、ネガティブなことばかり言うのは好きじゃないから、僕は信頼できる人にだけ話すって感じですけど。そうすると、自分の中で一つスッキリするんですよ。そういう、何でも受け止めてくれる人が近くにいることが幸せなんじゃないかなって思います。逆に、ポジティブなことはどんどん表立って言ってた方がいいと思う。例えば、自分はこういうことが好きなんだとか、こういうことをやりたいんだって言ってくと、自然とそれが寄ってくると思うから。

――言霊ですね。

カイ:僕自身、好きなことが今まで全部仕事に繋がってるから、そういうのってあると思うんですよね。僕が体現してるから断言できます! やっぱり、自分の人生を決められるのは自分しかいないと思うんです。自分が一歩踏み出さなかったら何も変わらない。なので、悩んでる人、挫けそうになっている人には、自分の足で一歩踏み出す勇気を持ってもらえたらなって思います。

取材・文=片貝久美子

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