――持ち前のリーダーシップと、コミカルな表情で8号車(ファンの総称)のみなさんを笑顔にしているリョウガくん。そんな超特急の姿を見て〝自分も頑張ろう〟と勇気をもらう人も多いと思います。ただ、それでも挫けそうになってしまうこともあると思うのですが、リョウガくんがそういう人たちの背中を押すとしたら、どんな言葉をかけてあげますか?
リョウガ:背中を押す、か……。何だろうなあ。個人的に思うのは、挫けそうな人に「頑張れ」と言うのはちょっと違う気がしていて。頑張った結果が挫折とかだと思うから、すでにもう頑張ってるんですよね。だから、僕は逆に「無理しなくていいんだよ」みたいな言葉をかけたいかな。それか、一旦そこから離れて、他のことで気を紛らわすことを勧めるとか。僕自身はそこまでの挫折を味わったことってあまりないんですけど、それでもちょっと疲れたなってときは自分の世界に逃げ込んだりするので。
――時には逃げることも必要?
リョウガ:そうだと思います。だって、何が正解か分からないじゃないですか。時には逃げるのが正解かもしれないし、本当にイヤだと思った場合は、それ以上頑張らなくてもいいと思うし。可能性は無限にあるんだから、自分の悔いのない選択をするのが一番だと思います。僕の話をすれば、僕は1人の時間が好きで、正直友達も全くいないんですよ。それを、友達は作った方がいいと言う人もいれば、そのままでいいっていう人もいて。いろんな意見があるんですけど、僕自身は後者だと思って、その生き方に納得もしてるんです。絶対にこうしなきゃいけないっていうことはないと思うんですよ。なので、他人の意見に流されず、自分のしたいことをすればいいと思います。
取材・文=片貝久美子
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