国内最大のロック・フェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」が、2018年8月4日、5日、 11日(土・祝)、12日(日)の4日間、茨城・国営ひたち海浜公園にて開催されている。ロックバンド・ASIAN KUNG-FU GENERATIONは、8月5日にGRASS STAGEのトリを務め、ユニークなセットリストで観客を笑顔に。
ボーカル・ギターの後藤正文が登場すると、後方まで観客がぎっしり埋め尽くすほどの超満員なステージに満面な笑みを浮かべ、「Columbia (Oasis Cover)」でキックオフ。この珍しいスタートに、うれしそうなファンの姿も見受けられた。
そして「どうも、ASIAN KUNG-FU GENERATIONです」と自己紹介し、「センスレス」を披露した。曲中、後藤はギター・ボーカルの喜多建介と向かい合いながら笑顔で曲を奏でる仲のいいパフォーマンスも挟みつつ、「スタンダード」へとつなげていく。
拍手が沸き起こる中、後藤は格好よく曲を締め、ギターを取り換えながら、「どうもありがとう、ASIAN KUNG-FU GENERATIONです」と再度あいさつし、「ちょっと衣装がかぶったね。ユーミンと俺が」と冗談も交えつつ、「大丈夫かな、短パン」と服装を気にする一幕も。
その後、「ソラニン」「ブルートレイン」「君の街まで」を続けざまに披露し、後藤は「いい感じに楽しんで。フェスティバルは、自由なものだと思うよ。俺たちは俺たちで楽しむ」と観客に満面の笑みを浮かべる。
観客から熱い拍手が鳴り響く中、「サイレン」「無限グライダー」を演奏。そのまま「ノーネーム」「マーチングバンド」を立て続けに披露していく。
続く「生者のマーチ」の演奏を終えると、後藤は「どうもありがとう。どうもありがとう。今俺たちアルバム作ってて、今日のこのライブが終わった後に、シングルの情報がたぶん世の中に出てる」と9月26日(水)にニューシングル「ボーイズ&ガールズ」をリリースすることとなったことを発表。
さらに「暑いよね。みんな大丈夫? 塩飴とか持ってるの? (俺)あると思うでしょ、ないよ」と笑いながら話し、「みんな本当に楽しんでくれて、とってもとってもうれしいです。ありがとう」と感謝の言葉を口にする。
また「今回、90分ということで、たっぷりやらせていただいて。またアイツら『ソラニン』とか『リライト』とかやりやがってとか言われたりする。
別に傷つきはしないよ。でもこうやっていろんな曲やれて楽しい。またどこかの街で楽しい時間を過ごしましょう。ありがとう」となかなかフェスではできない楽曲を、今回できた喜びをあらわにした。
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