映画「劇場版 ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影の覇者ゾロアーク」の初日舞台あいさつが10日、都内で行われ、ゲスト声優を務めた陣内孝則、加藤夏希、塚本高史、中川翔子、山寺宏一と、主人公サトシ役の松本梨香、監督の湯山邦彦が登壇した。
同作は、テレビ東京系列で絶賛放送中の大人気アニメ“ポケットモンスター”シリーズの劇場版第13作。今回は、ほかのポケモンや人間に化けることができる不思議なポケモン・ゾロアと、幻影を自在に操るポケモン・ゾロアークが初登場。サトシ(声・松本)とピカチュウ(大谷育江)たちは、ある異変が起こったクラウンシティを救うため、新聞記者の青年・クルト(塚本)らと奔走する。
悪役の大企業社長・コーダイを演じた陣内は、「今回、おじさんは良い子の皆さんのために悪い人の役をやりました。でも僕は、本当はすごくいい人です! 良い子のみんなは、この映画を見て、自分のことだけを考える大人にはならないようにしてください」と呼び掛けた。
コーダイの秘書・リオカを演じた加藤は「大好きなポケモン作品に出させていただいて、いろいろな声優さんに会えるのかなと期待していたら、私が一番最後の収録だったので現場はちょっと寂しかったです」と振り返った。また、陣内について「ユーモアがある方です。一緒にいると笑いっぱなしで、仕事ができなくなりそうなので、(アフレコは)別録りでよかったです(笑)」と本音をこぼすと、陣内は「ブルー入ってます…」と、落ち込んでいた。
一方、コーダイを追う新聞記者クルトを演じた塚本は「この映画を見て『自分が動き出さなきゃ始まらない』ということを学んで、人生経験に役立ててほしいです」と子どもたちにメッセージを送った。
また、4年連続ポケモン映画出演となる中川は「今日は、ファンとしてここにいます!」と大のポケモンファンぶりをアピールした。
舞台あいさつの途中では、バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)で世界中の数々のお祭りを訪れた“お祭り男”宮川大輔が応援に駆け付け、キャスト陣に黄色い法被をプレゼント。全員で法被を着て、「わっしょい!」と映画のヒットを願った。
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