ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太が、ファースト写真集『グッバイ、ホワイト』(KADOKAWA発行)を刊行。それを記念した発売記念イベント(約1000人のファンとのハイタッチ会)が同日、都内にて行われた。
日中同時刊行を皮切りに、アジア8エリアでも順次発売となる本書は「ファッション」を軸にした1冊。さらにGENERATIONSの楽曲も手掛ける作詞家・小竹正人による詩が写真集全体に散りばめられており、「写真だけではなく、言葉だけでもなく、写真と言葉が一緒に載っているページはより深みのあるものになっているのかなと。化学反応みたいなところも楽しんでいただければと思います」とアピールした。タイトルの『グッバイ、ホワイト』も小竹が命名したものだと明かし、「小竹さんには10代の頃からかわいがっていただいていて、自分が歩んできた道も知ってくださっている。そこで『ぜひ写真集のタイトルを付けていただけませんか?』と生意気ながらお願いさせていただいた」と経緯を。タイトルの意味については、「小竹さんが僕と初めて出会った頃、すごくホワイトな部分を感じてくださっていたみたいで。そういったものから抜け出して大人になる・・・みたいな」と説明した。
写真集の出来栄えを点数で聞かれると「小竹さんに言葉もいただいたし、自分にとっても宝物みたいな写真集になったので。謙虚に100点満点で(笑)」とはにかんだ笑顔。メンバーにも見てもらったそうで、「みんなから『いいね』と言ってもらいました」と笑顔を見せる。小森隼はページの写真まで撮っていたというが、彼が撮影したのは小竹の詩のみだったそう。「小森隼はとにかくポエティックなものが大好物。僕の写真集を度外視して文字を写メっていたので、そのときはちょっと『お前、それはどうなんだ?』とツッコミました(笑)」とエピソードを披露した。
ちなみに小森が携帯のカメラにおさめた詩は「じっとキミを見つめていると全然知らない人に思える瞬間がある そんなとき、思わず抱きしめてしまう」。また片寄のお気に入りは、「きっとみんな、小さな嘘で自分を鎧ながら生きている」という一文とのこと。そして「僕の表情も込みでの作品なので、ぜひ見る方は詩だけにとらわれないで写真も楽しんでいただけたら」と加えた。自ら選んだというファッションについては「流行りのものというよりは、いつ見ても素敵だなと思えるようなすたれない服装をスタイリストさんと相談しながら決めました」と。全体の見どころを問われると「大人っぽいホテルで撮った写真や、浅草を歩きながら撮った自然体の笑顔、カキ氷を食べているシーンもあるので。いろんな表情やギャップを楽しんでもらえるのかなと思います」と自信たっぷりに。王子キャラでも知られる片寄だけに、最後は「どこを切り取っても王子な写真集になっています!」と柔らかいスマイルでアピールした。