テレビ東京系で放送中の経済トーク番組「カンブリア宮殿」に、7月12日にも登場したソフトバンク株式会社の代表取締役社長兼CEO・孫正義氏が、翌週19日(月)にも引き続き出演することが決定した。
孫氏の出演は、番組側からの4年越しのラブコールで実現。収録で、携帯電話のCMで話題になった“お父さん犬”について話が及ぶと、孫氏は“お父さん犬”誕生当時のことを振り返り、「急きょファミリープランを立ち上げることになり、2週間ですべてキャスティングしないといけなかったんです。お母さん、妹、兄(の役は)はすんなり決まったものの、父親役だけ決まらず、大物俳優はスケジュール上、無理となった。そこで、(登場人物の中に)初めからペットとしてイヌが入っていたので、『父親役はイヌでもいけるんじゃないか!?』と決めました。“スベったらどうしよう”という思いはありましたよ。でも、そこは賭けだった」と告白。CMでおなじみとなった名物キャラは、窮地での孫氏の選択によって生まれたという。
インタビュアーの小池栄子は、ソフトバンクの本社を訪ね、これまで公開されたことのなかった社長室を訪問。自社製品だけでなく他社の携帯電話も全機種そろえて並べているディスプレーについて孫氏は、「常に刺激を受けるために他社の機種も置いている」と明かした。また、坂本龍馬の等身大パネルや直筆の掛け軸などを社長室に飾り、龍馬を「ヒーローの中のヒーロー」と語るなど、龍馬の熱狂的なファンという意外な顔ものぞかせた。
19日(月)の放送では、孫氏が昨年末から始めたツイッターを利用しての新しい会社経営術を追う。さらに、「僕が現役じゃなくなった後も、2万人以上の社員が夢を持って働いていてほしい」と胸の内を明かした、企業の300年構想に迫る。
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