個性豊かな面々でゴージャスなだましの連続をスリリングに描く映画「オーシャンズ8」が、いよいよ8月10日(金)から公開となる。今作で“ターゲット”となったダフネ・クルーガー役のアン・ハサウェイに、役作りや今作に懸ける思いなどを聞いた。
――豪華女優陣で映画化するというアイデアを聞いた時どう思われましたか? また、ご自身が参加することが決まった時の率直な気持ちはいかがでしたか?
最初に聞いた時は、私は出演者としてではなかったの。私が候補として挙がっていることさえ知らなかった。だから私が最初に感じたのは”ねたみ”よ(笑)。この作品に出演できるラッキーな女性がうらやましくてたまらなかったの。でも自分に言い聞かせたわ、これは全ての女性にとって良いことだから、ここは大人になって出演できる女性たちに対してハッピーにならなきゃってね。その2週間後、私も出演者として考えられていることが分かって、とてもうれしかったわ。
――今までの“オーシャンズ”にどんなイメージをお持ちですか?
私は“オーシャンズ”の大ファンで、彼らのクールでグラマラスな感じが大好きだった。彼ら自身が自分たちに対して、ユーモアのセンスを持っていることも、とっても気に入っていた。それに、作品は最高のエンターテイメントになっていると思うから。
――今回、演じられたダフネは、“オーシャンズ8”のターゲットとなるハリウッド女優役ですが、いかがでしたか?
この私のキャラクターを表現する言葉使い、ちゃんと気をつけてね(笑)。だって、私は”ディーバ(自分が世界の中心みたいに振る舞うお姫さま気取りの女性)”を演じているのよ(笑)。
――ハリウッド女優を演じる上で気をつけたことはありますか?
特別気をつけたことはなかったわ。私は名声なんて、かなりばかげたものだと思っているから。私自身を“串刺しにして外に出すこと”に刺激を感じた。そして、自分のことを真剣に重視してしまう人たちをもの笑いの種にすることにね。
――演じる上で難しかった点はありますか?
私は役柄にのめり込んでいたから、本当にすんなり入っていけたのよ。何年も、私はグッドガールをずっと演じてきたのよ。だから、とても感じの悪い不快な人間を演じることが楽しくてしょうがなかったの。だから、私にとって難しいことではなかったわ。
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