映画「ロストクライム 閃光」の初日舞台あいさつが3日、都内で行われ、出演者の渡辺大、奥田瑛二、川村ゆきえ、武田真治、かたせ梨乃、宅麻伸と、主題歌を務めたDEEPのTAKA、YUICHIRO、KEISEI、RYO、伊藤俊也監督が登場した。
本作は、未解決のまま時効を迎えた昭和最大のミステリーといわれる'68年の“三億円強奪事件”を題材にした問題作。'02年、三億円強奪事件の容疑者の一人が殺される事件が発生し、若手刑事の片桐(渡辺)とベテラン刑事の滝口(奥田)は捜査を開始。だが2人は、なぜか警察内部から妨害を受け、捜査は難航する。
主演の片桐役を演じた渡辺は、「腹を決めて全力で挑みましたが、ベテランの方に囲まれて緊張しました。今日は頭を丸めてきました!」と気合十分にあいさつすると、奥田に「おれのまねしたんだろ?」と詰め寄られ、オドオドしていた。
片桐の恋人・多恵子役の川村は「大きい映画に出演したのは初めてで、いろいろなことに挑戦しました」と感慨深げにコメント。同年代の渡辺との共演について「頼れるお兄ちゃんみたいな存在でした(笑)」と感想を述べた。
フリージャーナリスト・宮本役の武田は「寒い時期に川に飛び込むシーンの撮影があったんですが、これが大変で…」と詳細を話したことで、時間が押し迫ってしまい、続く宅麻は「三億円事件は覚えてますね、銀行の利子で生きていけるんだなと思いました。もう時間ないから大丈夫です(笑)」と切り上げ、会場は笑いに包まれた。
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