THE ALFEE結成45年アニバーサリーの夏イベントで「アルフィー城」を築城

2018/08/10 19:39 配信

音楽

THE ALFEE 45th Anniversary Summer Best Hit Alfee 2018 夏ノ巻「Chateau of The Alfee」より

2018年で結成45年を迎えたTHE ALFEEが、7月28日・29日の2日間、神奈川・横浜アリーナで「THE ALFEE 45th Anniversary Summer Best Hit Alfee 2018 夏ノ巻『Chateau of The Alfee』」と題するサマーイベントを開催した。

春のツアーで、夏のイベント開催を発表するとともに「アルフィーのお城に有料で遊びに来てください」と公言していた高見沢俊彦。「Chateau of The Alfee」と題されたイベントはその宣言どおり、舞台に豪奢な「お城」が用意された。それぞれに予感を抱いて会場を訪れたTHE ALFEEファンも、会場に入りその華やかで迫力のあるゴージャスなステージセット目にして、さらにワクワク感を募らせたに違いない。

アリーナ後方には飾りのない小ぶりのステージが設けられ、観衆は「きっとここから3人は登場するのだろうな」くらいの予想はしたことだろう。だが、3人の登場とともに、予想をはるかに超越するオープニングが繰り広げられた。

会場が暗転し、観衆の視線が後方ステージに集まる中、ステージからは何かがふくらみはじめ、巨大な2頭の白馬に姿を変える。強烈なインパクトに、会場のボルテージは一気に上がり、興奮状態に。そしてTHE ALFEEの3人が登場。白馬を備えたステージはせり上がり、「馬車」と化してアリーナ中央を前方ステージ目指して移動を始めた。

ゆっくりと進む馬車(ステージ)はセンターの観客の真上を通過して、やがて前方へ到着。コンサート中のトークで高見沢自身が「今どき、こういうセットをつくるバンドはないよね」と表現した絢爛豪華な城のセット。来場したファンの間では「オープニングだけで来た価値はあった」との声も出たほどだ。