北川景子が初の弁護士役！検察官役の北村一輝とバディに

あらすじ

京都の三塚法律事務所。弁護士の一ツ木唯（北川景子）とボス弁の三塚文則（中村梅雀）が見ていたテレビのワイドショーで、京都選出の衆議院議員・田金清造（石橋蓮司）が取り上げられていた。やがて田金に、2010年に国有地を社会福祉法人『辰波福祉会』に売却した際に、不当な払い下げがあったのではないかという疑惑が持ち上がる。田金が『辰波福祉会』の名誉顧問を勤めていたことも判明し、世論からは激しいバッシングの嵐が。

そして、その声に押されるようにして大阪地検特捜部が捜査に入り、田金とその秘書が逮捕されるが、結果は双方ともに不起訴処分。結果を受けた京都地検・特別刑事部の橘慎二（北村一輝）と白井逸雄は、苦々しい表情でそのニュースを見つめることしかできない。

そんな時、唯は弁護士仲間の神林京子（羽田美智子）から「指定弁護士をやってみないか」と声を掛けられる。被告人・田金は不起訴処分を受けたものの、その後の検察審査会で“起訴相当”となり、さらにもう一度行われる検察審査会で再び“起訴相当”になれば、指定弁護士に強制起訴される。

今や日本中の敵と言える田金。その彼を起訴できれば弁護士としての名が売れ、箭内光太郎と争う三塚のパートナー弁護士の座も近付くかもしれない。唯は指定弁護士を引き受けることに。

青木孝司