GLIM SPANKYが骨太なロックで朝イチの観客を目覚めさせる!<RIJF>

2018/08/20 22:00 配信

音楽

国内最大のロック・フェスティバル「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」が、2018年8月4日、5日、 11日、12日の4日間にわたり茨城・国営ひたち海浜公園にて開催。最終日となった12日、LAKE STAGEには、GLIM SPANKYがトップバッターとして登場した。

骨太なサウンドで目覚めの一撃!


朝イチのLAKE STAGEに登場したGLIM SPANKY


トラッドフォーク調の印象的なSEに乗せて松尾レミ(Vo./Gt.)、亀本寛貴(Gt.)らバンドメンバーが登場すると、そのまま「愚か者たち」からライブはスタート。持ち前のブルージーさを前面に押し出した重厚なサウンドで、朝イチのステージを目覚めさせていく。

続いて松尾の「こんにちはGLIM SPANKYです!」というシンプルなあいさつから「END ROLL」へ。四つ打ちを基調とした軽快なビートと、どこかルードでざらついたサウンドを聴かせる亀本のギターで、観客のボルテージをグイグイと上げていく。

「怒りをくれよ」では、観客から自然と手拍子が湧き起こり、一段と盛り上がりを見せていく。松尾の「ギター!」の声に続いて、亀本がステージ前方へ歩み寄りギターソロをぶちかますと、観客からも大きな歓声が上がった。

ルーツロックへの深い愛情を感じる圧巻のパフォーマンス!


【写真を見る】亀本寛貴がハードなギターフレーズがさく裂!


そして、「改めましてこんにちはGLIM SPANKYです。ROCK IN JAPANは2回目の出演です。本当に楽しみにしてました。この前新曲を発表したんですが、その新曲をやろうと思います」という言葉から、配信シングルとしてリリースされたばかりの「ハートが冷める前に」を披露。

まったりとしたビートながらもネチっこいグルーヴを展開し、ブルースロックなどのテイストを多分に感じさせるナンバーで、普段からそうした音楽に触れているわけではない観客たちも酔わせていく。

そんな最新曲に続いて披露されたのは「褒めろよ」。曲中の「おーおーおおっおっおおー♪」というコーラスの大合唱も湧き起こり、人気曲ならではの盛り上がりに。

彼らのルーツの一つであるサザンロック的テイストを感じる「The Flowers」では、亀本のボトルネックを駆使したギターサウンドが印象的に響く。亀本の傍らにはiMacがあるものの、そうしたテクノロジーとはどこか無縁にすら感じられる、地に足の付いたロックサウンドを存分に響かせた。