強い男は愛妻家? 関根勤、デーブ・スペクター、高田延彦が語るヒーローの条件とは!?

2010/07/20 14:13 配信

映画 芸能一般

スパルタカスにも負けない熱いトークが展開

BS放送のスター・チャンネル ハイビジョンで放送中の、関根勤と松本ともこによる大人の映画ファンに向けた映画トーク番組「関根勤 映画の時間」の公開収録が2日、都内で行われた。ゲストとしてデーブ・スペクターと高田延彦が登場し、7月24日(土)からスター・チャンネル ハイビジョン、CS放送のスター・チャンネル、スター・チャンネル プラスで独占放送される海外TVドラマシリーズ「スパルタカス」について熱く語った。

「スパルタカス」は、古代ローマ帝国のグラディエーター(剣闘士)が最愛の妻を取り戻すため、過酷な戦いに挑む歴史スペクタクル。最新のVFXで見せる斬新かつ迫力のある格闘シーンや壮大なストーリーが話題となり、米国では第1話が放送されると、400万人以上が視聴するなど大きな反響を呼んだ。製作総指揮は映画監督のサム・ライミが務めている。

同作はアクション・シーンもさることながら、愛と復しゅうを描いた深い人間ドラマの要素も盛り込まれている。高田は、主人公のスパルタカスとその妻であるスーラがローマ軍により引き裂かれるシーンについて「普通だったら、あそこでスパルタカスの人生は終っているはずなんです。でも、気持ちを立て直して、妻に会うためにどうしたらいいのかという道を進んでいく。生死をかけた戦いがドラマのベースになっているんですけれども、その中で“愛”がバックボーンになっているからスパルタカスは強いです」と愛の重要さを指摘した。

また、デーブ・スペクターは、「自由が奪われている中で、妻をどうやって、取り戻すのか。今だったらいくらでもなんとかなるんですけど、あの古代ローマ時代の非常に限られた中ですから、なかなかうまくいかないんですよね」とコメント。

関根は、スパルタカスの見どころを「スパルタカスの妻への愛です。僕も自分の妻が、もし、ローマ軍に拉致されたとしたら、どうしようと思った。あの劣悪な環境の中では、僕は3日で死ぬって感じ。とにかく、純愛物語なんですよ。アクションも欲望もあるけど、そこには愛がある」と語った。さらに、「僕の妻への愛は主人公のスパルタカスと同じくらいあると思っているんですよ。ただ、妻からの愛がスーラほどないっていう(笑)。でも、この『スパルタカス』を見ると、頑張れますよね!」と、スパルタカスと比較しつつ、自身の愛妻家ぶりもアピールしていた。