瀬戸夏美が高山誠司に「どうか彼のことを信じてあげてください。彼の夢を守ってあげてください」と訴えたこともあり、湊の転科はなくなった。高山から当直医も任されることになった湊は、さらに活き活きと働き出す。
一方夏美は、湊の父・航から連絡先が書かれたメモを渡して欲しいと頼まれる。湊が航から虐待を受けていたことを知る夏美は、院長の司賀明(柄本明)に相談。すると司賀はこの件は自分に預けて欲しいとメモを預かった。
ある日、小児外科に産婦人科医の鶴田皐月(堀内敬子)がやってくる。皐月の要件は出産間近の患者、水野理香(篠原ゆき子)のことだった。
理香の胎児にリンパ管腫が見つかり、このままでは正常な分娩が出来ない。そのため、皐月は難しい手術を小児外科に依頼する。それは、帝王切開の分娩時に臍帯を切り離さず血行を確保したまま胎児に処置を行うEXITという手術だった。
しかも、理香は周産期心筋症を患っているため胎児の処置は30分以内で終わらなければならない。リスクを伴う手術に間宮啓介(戸次重幸)は反対する。だが、高山は患者が望むならと請け負い、助手に夏美と湊を指名した。
その後、湊と夏美は病室へ行き、子どもだけでも助けて欲しいという理香の強い思いを知る。高山から渡されたEXITに関する大量の文献を読み漁る湊。だが、その帰り道、湊は航に声をかけられる。怯える湊を、会いたかったと抱きしめる航。湊は航と食事に行くことを約束する。これを知った夏美は司賀に報告して…。
※山崎賢人の「崎」は正しくは「立さき」
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)