「バトルに対してよりストイックに!」 新アニメ「バトルスピリッツ ブレイヴ」が今秋スタート!!

2010/07/20 20:07 配信

アニメ 芸能一般

テレビ朝日系で9月12日(日)からスタートするアニメ「バトルスピリッツ ブレイヴ」の記者会見が15日、都内で行われ、声優の大浦冬華、川澄綾子、伊藤かな恵、鈴村健一、西森章監督らが出席した。

同作は、現在放送中のアニメ「バトルスピリッツ 少年激覇ダン」のセカンドシーズンに当たり、バンダイが展開するトレーディングカードゲーム「バトルスピリッツ」を題材にしたアニメシリーズの第3弾となる。前作の舞台から2年後、カードバトラーとしても人間としても成長した主人公・馬神弾(大浦)が、異界魔族に侵食された未来の地球に旅立ち、ヒロイン・紫乃宮まゐ(川澄)らと共に人類の存亡を懸けた戦いに挑む。

主人公・馬神弾を演じる大浦は「初めのころはダン君のキャラクターがつかめなくて、わたしの今までの声優人生の中でたぶん一番悩んだんじゃないかっていうくらい、本当に悩んだ作品でした。だけど、皆さんに支えられながら、ストーリーの中でダン君が成長していくのと一緒に、わたしもちょっとずつ成長していけた作品だったんじゃないかなって思っています」と作品への思いを明かした。また、「まだ実際に新シリーズのダンくんは演じていないんですが、『ブレイヴ』では、ダン君はバトルに対してよりストイックで、ちょっとクールな男の子になるというふうに監督から聞いています。そういった片りんは(前作の)『少年激覇ダン』のころから、ちょっとずつ出てきているので、それを膨らませていけたらいいですね」と、新シリーズに向けての意気込みを語った。

川澄は、前作で「ヴィオレ魔ゐ」と名乗っていた少女・紫乃宮まゐを演じる。また、今シリーズではヒロインとなるが「ヒロインだからこういうお芝居をしよう、というのはないんです。でも、今までのヴィオレ魔ゐは、ハンドルネームを名乗っているだけあって、強がって背伸びしているという印象でしたが、今回は紫乃宮まゐという本名になって、より女の子らしい面も出てきたりするのかなと思います」と、役どころを分析。続けて「まゐは、ダンと同い年とはいえ、女の子は精神年齢の成長が早いと思うので、ダンや新キャラたちのお姉さんみたいな立ち位置で、周りを見ていくようなキャラにしていけたらいいですね」と、語った。

また、今シリーズからの新キャラクター、プリム・マキーナ役の伊藤は「わたしは、前作にもちょこっとだけ出させていただいたんです。その時にダンくんの戦う姿を見て、すごく格好いいなと思っていたので、その仲間に入れるということがすごくうれしいです。アフレコはまだ始まっていないんですけど、すごく楽しみです」と出演の喜びを語った。

同じく新キャラクターの暗闇のザジを演じる鈴村は「(カードゲームの)『バトルスピリッツ』は、声優の業界で非常に有名でして、今回のシリーズにも出る小野大輔くん(クラッキー・レイ役)にも『鈴村さんも、ぜひバトルスピリッツやった方がいいよ』と言われるくらい、非常に盛り上がっているうわさを聞いていました」と、カードゲームの人気ぶりを明かし、「今回の役どころは敵役ということで、今までのきずなを持っている皆さんを、どうやって引っかき回せるかが勝負だと思っています(笑)」と気合十分に語った。

また、大浦は現在放送中の「少年激覇ダン」の最終回までの見どころを「残り数話という状況になって、どんどん新しいことが展開していくんですよ。『ここでそういう展開しちゃうの!?』っていう大どんでん返しがどんどん起こっていくので、毎週目を離さずに見ていただけたらうれしいなと思います」とアピールした。