「夏休み子ども科学電話相談」に癒やされる“大きなお友達”続出!名言を生み出す現場に密着

2018/08/22 08:01 配信

芸能一般 インタビュー

チーフプロデューサーとチーフディレクターの2人


大野&柴にインタビュー


――大量に質問が寄せられていると思いますが、どのように選んでいるんですか?

大野:事前に番組特設ホームページから応募いただいた質問と、当日電話をかけていただく質問など、とにかくたくさんの数の質問がきますね。

今日(7月31日)だけでも、取れなかった電話の件数が1500件以上になってしまいました。だから、「電話がつながったらラッキー」くらいかもしれないです。

ただ、たとえ電話がつながっても他と同じ質問になってしまったら採用できないですし、複数いる担当ディレクターがそのバランスと質問の面白さを見て、選んでいます。

あとは、子どもの年齢もある程度ばらつきが出るようにしていますね。

――子どもたちが沈黙している時は、聞いていても少しハラハラするんですが、番組を制作されている方々はどんな気持ちで返事を待っているんでしょうか?

柴:本当に子どもは自由ですよね。

大野:周りは楽しんでいますよ。「お? 一生懸命に考えているな」って思います。

柴:「電話切れてないかな?」ってちょっと心配はしますけど(笑)。

子どもたちは返事にもいろんな種類があって、「…はい」とか「はい!」みたいな、正直な反応なんですよね。そこで心の動きが見えるんです(笑)。

大野:いろんな子どもたちがいて当然なので、空気を読まない感じを楽しんでいただきたいですね。どんどんスタジオの先生たちを困らせてもらっていいかなと思っています(笑)。

きっと、子どもがスラスラと質問を言ってしまったら皆さんが面白くないかもしれないですし、思わず「頑張れ!」と言いたくなるようなちょっとハラハラさせる感じがいいのかな。

柴:そうですね。でもごくたまに、親御さんが聞きたいことを子どもに言わせていることがあるんですが、それは事前に電話口でディレクターがちょっと話をしただけで分かりますね。

大野:親御さんがすごくこの番組のファンで、自分の子どもを出したいという気持ちも分かるんです。だけど、やはり子どもが自発的に聞きたいことを、頑張ってくみ取りたいと思っています。

毎回、本当に「こんな質問が思いつくのか!」と驚きの連続です。