今回の見どころは、もう絶対に、冬ノ介&夏太郎のトーキョー探訪での“地球人語り”シーンです!
胸に刺さるせりふの応酬で聞き入ってしまいます。続けて聞かないと、なんのこっちゃ…ですが、抜粋させていただきます。
冬ノ介:「この星の人間は高いところが好きなんだよ」「バカなんじゃない?」「人間の果てしない欲望だね」
夏太郎:「すごいな、こんなもの作ろうと思うのが」「意味、分かりたいな」「なぜそう思うのか分かりたい」
世の中には考えても答えの出ないものがありますけど、夏太郎の考えている“地球人=人間”もきっとその1つなのだと思います。冬ノ介の言う通り「バカ」なのかもしれないですけど、きっとそれだけではない。そう感じるのが答えなのかもしれないですよね。このドラマ深いな…。
夏太郎の持つ優しさも感じられるすてきなシーンです。2人がベランダでお茶をすする場面からがそのシーンなので、映像と2人の会話のテンポと共に感じていただきたいです。
そして、ラストシーンが衝撃。冬ノ介が急変します。その前のシーンからの温度差に引き込まれます。伊野尾さんの冷たい目のお芝居、本当にすごいですよね…。
冬ノ介の肩に夏太郎が頭を預けて眠るシーンや、夏太郎と「イヌ」が同じ方向を同じような瞳で見ているカットなどかわいいポイントも健在ですが、「とにかく深い…」な第5話です。
文=ゆ~
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