木南が演じた貴子の妹・珠香の印象については、「2、3話までは貴子に対してライバル心や嫉妬心の塊で、ちょっと意地悪な妹でした。今では珠香も改心して、貴子とホテルを立て直そうと一丸となって頑張っています」と語り、珠香の心の変化を教えてくれた。
序盤では、地元に残ってホテルを支えてきた自負やプライドから、東京のホテルから戻ってきた貴子に厳しい言葉をぶつけるシーンも印象的だった。木南は、「意地悪な役が久しぶりだったので、ちょっと難しいなと思いました。それに、今回は沢尻さんの妹役なんですが、実際は私の方が年上なんですね。『大丈夫かな?』って思いましたが、久しぶりに沢尻さんにお会いしたら、すごく大人っぽくなっていて。まさに、『お姉さん!』って感じだったので、自然に姉妹に見えるなって安心しました」とホッとしたそう。
そんな、珠香と同様に木南自身も3人きょうだいの末っ子で、姉を持つ妹の身。共感した部分を尋ねてみると、「私の姉も結構頭が良くて、いわゆるできる人。兄も頭が良かったので、子供の頃は劣等感がありました。そういうところは共感できますし、大人になってまで、こういう劣等感を引っ張ってってしまう珠香は、寂しかったんだろうなと思いました」と珠香の気持ちに寄り添った。
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