木南晴夏、女優としての信念は「自分自身が飽きないことを大事に」

2018/08/29 07:00 配信

ドラマ インタビュー

自分自身が飽きないことを大事に


実際に妹である木南晴夏は、珠香への共感もあったという


数多くのドラマや映画などの作品に出演し、シリアスからコメディーまで幅広く演じるなど、数多の“バイプレイヤー女優”の中でもその存在感は同世代の中では群を抜く木南。どんな作品でも印象強く記憶に残る木南に信念としていることを聞くと、「自分自身が飽きないことを大事にしていかなきゃ、と思っています。面白くないお芝居をしないこと。自分で自分のお芝居をつまらないなって思って演じると、どんどんつまらなくなっていく。どうやったら面白くなるんだろうって考えて、それが周りに伝わらなくても自分の中で面白さを見つけられればいいかなと思います」と明かし、木南なりのこだわりがそこには込められているようだ。

「ドラマや映像の世界では、(サブキャラクターの場合)監督とじっくり作り上げていく時間があんまりないんですね。主演じゃない限り、作品の中で主役以外のストーリー性や背景、バックボーンをきちんと描くことはあんまりないので、そういう部分は自分で想像して勝手に作り上げています。現場で演じてみてダメだったら監督から言われるし、何も言われなかったらOKなんだな、と判断します。そこまでキッチリと考えてはいません」と役を作り上げるまでを教えてくれた。