“総立ちの久美子”健在! 30周年の山下久美子、炎天下で「赤道小町ドキッ」を熱唱!!

2010/07/22 14:22 配信

音楽 芸能一般

デビュー30周年を迎えた“元祖・ロックの女王”山下久美子。猛暑の中、エネルギッシュなライブを展開

女性ロックボーカリストの草分け的存在である山下久美子が、ことしでデビュー30周年を迎え、久々に本格的な活動再開を宣言。30周年を記念してリリースしたセルフカバーアルバム『手をつなごう』を引っ提げて、19日、神奈川・ラゾーナ川崎プラザの野外ステージでライブを行った。

強烈な日差しが照り付ける中、タンクトップにジーンズ姿で登場した山下は、「30周年を記念にアルバムをリリースいたしまして、久しぶりに始動しております。暑いから始めましょう。みんな集まれ〜!」と笑顔でファンにあいさつし、1曲目の「宝石」を披露。会場からは、アップテンポのリズムに合わせて自然に手拍子が起こり、ブランクを感じさせない盛り上がりを見せた。歌い終わった山下は「日差しが大変強いですが大丈夫ですか? 暑いな〜(笑)! カメラの方もたくさん来てくださって恐縮です。こんなに暑い中なのでとっととやってしまいます!」と笑いを誘い、「30年前の1980年、わたしはこの曲でデビューしました。1980年生まれの人たちなんてもうすごいたくさんいて、一体わたしは何年生きてるのかな? って最近思っちゃうけれど(笑)、30年もこうやって歌ってこれたことを皆さんに感謝したいと思います。ありがとうございます」と、「バスルームから愛をこめて」を熱唱。会場には口ずさむ姿も多く見られ、山下は「みんな歌ってくれて、ほんと最高です」と感激の表情を浮かべていた。

その後、アルバムに収録された新曲「手をつなごう」では最前列のファンと握手を交わしたり、ラストに歌った'82年の大ヒットナンバー「赤道小町ドキッ」では、当時を思わせるようなキュートな振り付けを見せるなど、その変わらぬ歌声とパフォーマンスで集まった2500人を魅了した。ライブ後は「(自分には)似合わないんじゃないかと思って(笑)」いたという、自身初のサイン&握手会も開催。貴重な機会に長年のファンは大感動の様子だった。

なお、9月には東名阪ツアーを行うことが決定している。詳細はキングレコードの公式サイトにて。