PR映像の撮影が決まると、収録前に子どもたちは「山崎賢人が来てくれないかな~(笑)」など、冗談を言ったりしながら胸をはずませ、親子で何度もタイトルコールを練習。
撮影当日は、多くのスタッフが駆け付け、子どもたちと一緒に参加できるイベントとして、全員が楽しみながら収録は進んだ。
参加した医師の一人、谷博雄先生も「普段から一緒に散歩をしたり、遊んだりして、距離を縮められるように心掛けていますが、僕たち医師は“痛いことをする人”というイメージがあるので、身構えられてしまうことも多いです。今回の撮影では、見たことがないくらい楽しそうな子どもたちの顔が見られたので、良かったです」と語る。
実際にPR映像が放送されると、収録に参加した子どもたち、保護者から「地元の小学校の友達にがんばって治療している姿を見てもらえて良かった」、「現実世界にこうやって病気と闘っている子どもがいることを知ってもらえる機会を与えてもらって良かった」という感想が上がった。
さらに、入院中に一緒に病気と闘った友達からも「見たよ~」との連絡が。長く病院で過ごしている子どもたちや家族にとって、離れている人たちとつながりを保つ機会となっているようだ。
「グッド・ドクター」やPR映像収録の話題を通して、子どもたちや保護者、スタッフにたくさんの笑顔が見られ、会話もはずんでいるという。今回のPR映像のきっかけをつくった栗原先生は「グッド・ドクター」へこのような期待を寄せる。
「小児外科がドラマのテーマとして扱われたことで、入院している子どもたちも、外の世界とつながっているような感覚を持つことができたのではと思います。このドラマを見て、小児外科医を志す人が増えてほしいですね」
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