スタジオジブリ最新作「借りぐらしのアリエッティ」がついに大公開!

2010/07/23 13:54 配信

映画 芸能一般

「借りぐらしのアリエッティ」の初日舞台あいさつに出席したプロデューサー、出演者、監督

スタジオジブリの最新アニメ「借りぐらしのアリエッティ」の初日舞台あいさつが17日、都内で行われ、声優を務めた志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、三浦友和、竹下景子と、主題歌を歌ったセシル・コルベル、米林宏昌監督、鈴木敏夫プロデューサーが登場した。

同作は、「崖の上のポニョ」('08年)以来、2年ぶりのジブリ作品で、古い屋敷の床下で、人間に見つからないように両親と住んでいる小人のアリエッティ(声・志田)と、屋敷に病気療養にやって来た少年・翔(神木)の交流を描いたファンタジー。

アリエッティ役の志田は、初のアフレコの仕事に緊張したと言いながらも「小さいころからジブリ作品を見て育ってきたのですごくうれしかったです」と喜びのコメントを。

「千と千尋の神隠し」('01年)、「ハウルの動く城」('04年)など、ジブリ作品での声優は5作目となる翔役の神木は「相変わらず緊張しましたが、スタッフの皆さんが家族のように接してくれたので大丈夫でした」とすっかりスタッフと打ち解けていることを明かした。

アリエッティの母・ホミリー役の大竹は「2人の子どもも、ジブリの映画を見ながら育てました。せりふも全部覚えるくらいに大好き!」とジブリ作品への熱い思いを告白。

また、屋敷の主人・貞子役の竹下は「映画では有名な“貞子”さん(“リング”シリーズ)がいますが、これからは(わたしのことを)アリエッティの貞子さんと思っていただけたらと」とおちゃめなコメントで会場の笑いを誘った。

本作で監督デビューを果たした、37歳のスタジオジブリ最年少監督の米林は「会社では(独特の風貌から)“麻呂”と呼ばれています」と笑顔であいさつし、「本作の(メーン)登場人物は、床下に3人、床上に3人、そしてプラス1人です。存在感がある演技がかなったのは、キャストの方々のおかげです」と感謝の言葉を述べた。

鈴木プロデューサーは「大きな目標があります。動員数で「ポニョ」を超えたいんですよ。宮崎駿がいないから言っちゃいます。あ、これは書かないでくださいね(笑)」と大胆発言をして観客を驚かせた。