観月ありさ「新しい舞台の形に」ユーミン楽曲で“40代女性”描く

2018/08/24 07:00 配信

アイドル インタビュー

プロデュース公演「座・ALISA」第2弾を上演する観月ありさ


観月ありさがプロデュースする「座・ALISA」の第2弾公演「座・ALISA Reading Concert vol.II『キセキのうた』~私たちの『今』を歌おう~」が、8月26日(日)から上演される。

今回は「40代女性にエールを送りたい」という構想の下、元宝塚歌劇団トップスターの湖月わたる、春野寿美礼をゲストに迎え、女性に多くの勇気を与え続けてきた松任谷由実の楽曲を原作に送るリーディングコンサート。歌と朗読、ダンスのエンターテインメントを融合した悲喜劇となる。

東京公演は、渋谷の「セルリアンタワー能楽堂」で上演。8月1日には、3人がゴールドのきらびやかな衣装に身を包んだ“和製ドリームガールズ”となって能舞台に立ち、本編でも歌唱予定の「ANNIVERSARY~無限にCALLING YOU~」を報道陣に披露した。

「ザテレビジョン」では“座長”観月にインタビューを行い、「座・ALISA」や松任谷由実、能楽堂での公演に向けての思いなどを語ってもらった。

ファンとの距離感を近く


東京公演はセルリアンタワー能楽堂で公演。観月ありさは「変わった見せ方ができる」と期待


――観月さんはドラマなど映像のイメージが強いですが、最近では舞台にも積極的に出演されていますね。

どうしても映像のお仕事が多かったのですが、30代後半から40代に入ってから舞台のお仕事が増えてきていました。そんな中で、そろそろ自分主体の舞台が一つあるといいなと思って(「座・ALISA」を)やらせていただいています。

ドラマや映画が主軸になっていると、やはりファンの方とお会いする機会が少なくなってくるんですね。ドラマに入るとコンサートもなかなかできないということもあったので、ファンの方たちとの距離感を近く持ちたいなと思って、「座・ALISA」という舞台を昨年12月に旗揚げしました。

年に1回開催することで、ファンの方との交流も持てますし、毎回ゲストの方に来ていただいて違う趣向でやっていけたら楽しいなと思うので、毎年やりたいと考えています。

――今回は能楽堂というステージには驚きました。

そうですね。以前からライブをお寺や神社など、和っぽいところでやってみるのもいいかなって思っていたんです。今回、タイミングよく能楽堂さんとお話がまとまったというのをスタッフさんから聞いて、「能楽堂でやるっていいね」って思いました。

「生演奏はどこでやるんだ?」とか、いろいろどうなるんだろう?っていう未知の部分はあるんですけど、当然(音の)反響が良い場所でもありますし、変わった見せ方ができる所なので、面白いだろうなって思いますね。

以前、能を体験する番組の企画で、実際に能の衣装を着て歩かせていただいたことはあるんですけど、こうやって能の舞台で歌を歌うことは初めてでしたが、すごくいいですね。

いつもよりは少しこぢんまりとした感じにはなりますけど、お客さんとの距離感もいいですし、これはこれでいつもと違う神聖な感じもして、和のところでやるというのもすてきですよね。

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