<グッド・ドクター>13.0%で自己最高更新&7週連続2ケタ!描かれる「愛されたい」思いが視聴者の心に刺さる

2018/08/24 10:07 配信

ドラマ

「グッド・ドクター」は私たちに“愛”の尊さを教えてくれる(C)フジテレビ

山崎賢人主演ドラマ「グッド・ドクター」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)の第7話が23日に放送され、視聴率は13.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)で自己最高を更新!初回からの連続2ケタ視聴率も7話に伸ばした。視聴者からはSNSなどで「今回も涙腺崩壊」「毎回泣いてしまう」「今回もよかった。彼氏が優しい人でよかった」といった感動の声があふれている。(以下、ネタバレが含まれます)

今回描かれたのは、病気のため卵巣をすべて摘出することになった女性・菜々子(福田麻由子)とその恋人・健太郎(藤原季節)の物語。誰かを好きになることで胸が苦しくなったり、相手の幸せを願うからこそ別れを選ぼうとする――そんな“愛”の気持ちがあることを湊が理解していく、という展開だった。

小児外科だからこそ描ける“愛”


日本国内でも数の少ない小児外科を舞台にした「グッド・ドクター」では、エピソードの中心になる患者の多くが子どもだ。まだ自立していなく、親などの家族や周囲との結びつきが強い“子ども”の闘病を描くことで、ドラマは必然的に、親子や家族間などさまざまな“愛”のかたちを描くことになる。

第3話(7月26日放送)では、6歳の娘を突然失った両親の悲しみと痛みが丁寧に描かれた。命を救えなかった夏美(上野樹里)が静かに苦しみに向き合う姿や、亡くなった少女の服を直そうとする湊に高山(藤木直人)が「医者なら何としても命を救わなければならない。それ以外にできることは何もない」と吐き捨てるシーンには、感動の声のみならず「生きることの意味を考えさせられた」といった声も上がった。

第4話(8月2日放送)では、継母から虐待を受け、それでも父の笑顔を守りたいと我慢を続ける少女が描かれ、続く第5話(8月9日放送)では、父に褒められたい一心で歌い続けた少年の悲痛な愛が視聴者の涙を誘った。

第6話(8月16日放送)では湊自身のエピソードも。自閉症スペクトラム障がいを理解しない父に虐待を受けていたはずの湊が父の「会いたかった」という一言に無邪気に喜び、去っていこうとする父を「お父さん!お父さん!」と呼ぶシーンが、視聴者の心を揺さぶった。