ありんくりんが敗者復活からの初優勝!「お笑いバイアスロン」

2018/08/25 20:58 配信

バラエティー

喜びを爆発するありんくりん

お笑い総合王者を決める大会「アグレ お笑いバイアスロン2018」の決勝が8月25日、沖縄県那覇市のタイムスホールで行われ、ありんくりん(ひがりゅうた・クリス)が初優勝し、賞金30万円を獲得した。

同大会は、漫才とコントの総合得点で“お笑い総合王者”を決めるネタバトル。応募総数80組以上の中から決勝戦に進んだのは、5連覇を狙うリップサービスぼんじょるのハンサムノーブレーキドラゴンエマニエル初恋クロマニヨン三日月マンハッタン、そして敗者復活戦を勝ち抜いたありんくりんの8組。審査員は、全国区で活躍する放送作家の伊藤正宏氏、内村宏幸氏、鮫肌文殊氏、高須光聖氏、中野俊成氏の5人が務めた。

ファーストステージで行われた漫才では、4連覇中のリップサービスが"自分のことをアピールする人が嫌い”というネタでトップに立ち、王者の貫禄をみせた。最終ステージで行われたコントでは、トップのリップサービスに1点差で付けていたありんくりんが"琉球三線の達人に外人が弟子入り”というネタで2人が三線と太鼓を披露。ネタの後半は琉球民謡ショーのような雰囲気に包まれ、見事、逆転し初優勝を飾った。敗者復活からの優勝も同大会では、初となる。

優勝が決まった瞬間、2人は喜びを爆発させ、顔を覆いながらも会場に嗚咽が響くと、観客から温かい拍手に包まれた。伊藤氏はありんくりんのコントに対して「東京から来て(ネタを見て)沖縄の言葉が分からないけど、でもおもしろい。今回は、日本語が分からない人でも楽しめるすごいネタ」と大絶賛。大会当初からありんくりんのサポーターでもありファンだと公言する鮫肌氏は「やっとだね。自分も泣きそう。来年も連覇を狙ってほしい」とエールを送った。

大会終了後に行われたインタビューで、ありんくりんのひがは、「全然、実感が沸かない。賞レースは参加できるだけでもいいと思っていた。今回も一時は予選で落ちたけど、どうしてもコントのネタを沖縄県民の人に見てほしかった」と思いが強かった。クリスは「今大会の敗者復活で(敗れて)めちゃくちゃ悔しがっているコンビを見て、こいつらのために勝たないといけないというのもあるし、家族のため、犬5匹のために、、、みんなの思いを背負って『絶対に優勝しよう』と思って…そしたら勝てました!」と茶目っ気に答えてくれた。2人は、吉本坂46のオーディションも受けており、ひがは5次審査、クリスに関しては最終選考まで残ったが、残念ながら落選。その悔しい思いもこの大会でぶつけられたという。

今回のコントは、よしもとの劇場で数回行ったが、平日で観客もさほど多くなかったので、手ごたえはあまり感じられず、今大会のような大きな会場では、初めて披露したという。クリスは「(大きな会場で披露した経験が無いので)普通のネタをやったほうがいい」と進言しつつも、ひがの(このネタをやる)強い思いを信じたという。

4連覇中のリップサービスに対しては、「僕らは(ネタの)構成が出来ないので、今回のようなネタでしか戦えないなと思った。憧れていた照屋林助(てるやりんすけ)さんや小那覇舞天(おなはぶーてん)さんのように沖縄の人にしか分からないような話芸が2人は好きで、ずっとこういうのがいいな」という思いから、今回のネタが生まれたという。来年の出場に関して、「出ないんじゃないですか」「もう、逃げたい」と弱気な発言が飛び出し、前王者のリップサービスに対して「4連覇は相当すごい、改めて凄さが分かった」と王者に君臨して初めての発見もあった。

今後について、「"沖縄のチャンピオン”という名が付いたのは有難い。もっと覚えられやすくなる」「当分は営業回れる」と喜びを口々にしながらも、ひがは「県民に笑ってほしいと思って、今後のネタ作りも頑張っていくけど、内地の人にも受けるようなネタ作りをしていきたい」と意欲を見せていた。