その真相を確かめるべく、5年前、自らが主催する草野球チームで知り合い、まだ世に出る前のみやぞんの真の姿を知っていて、ANZEN漫才がブレークするきっかけをつくったという先輩芸人・伊集院光に話を聞いた。
「彼はですね…本物です! 本物中の本物なんです。最初会った時、彼はね、まともを演じてましたね。
一生懸命まともに見えるようにしゃべったり、黙ったりとか。で、『どうしたの?』って聞くと、『ばかだと思われちゃうから』って言い出すんですよ。
あれは、200%くらいのおばかが利口を演じることで、中途半端なところにいっていた映像ですね」と証言した。
そんなみやぞんが、おばかキャラを隠すことなく、素を出せるようになったのは、伊集院のある言葉がきっかけだったという。
「みんなおまえの天然で喜んでくれている。自分がお笑いという職業を選んだ以上は、それで起こる笑いも、ある意味計算したことと一緒。誰一人おまえをばかにしていないんだよ」とアドバイスした伊集院。
「笑われている」ではなく「笑わせている」ということに気付いたみやぞんは、ありのままの自分でいることを決め、それが今日の大ブレークにつながっているとのこと。
次回の「梅沢富美男のズバッと聞きます!」は、9月5日(水)夜10時より放送。ゲストに加藤登紀子ほかが出演予定。
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