8月28日放送の「おかべろ」(フジテレビ系)に女優の高畑淳子が登場。舞台出演の経験が豊富な高畑と司会の岡村隆史(ナインティナイン)が演劇界の裏側を語った。
舞台の演出家は、すぐに物を投げたり、怒鳴ったりするなど、難しい人が多い印象があるという岡村。実際に20代の頃に指導してもらった舞台演出家から、音が流れていないのに空間の音を聞いてと言われ、「聞こえません」と答えたら、そのやり取りを1時間やらされたことがあると振り返った。
高畑は「分かる、分かる」と深く同意。自分も演劇学校にいたとき、実際の目の前には空がないのに、空を見るように言われ、「演劇学校に入ったのか、新興宗教に入ったのか分からなくなるくらいだった」と独特の表現で当時を回想した。ただ今は、何となく分かるようになったとも。
また、岡村は泣きの芝居での苦労にも言及。どんな風に泣いたらいいか分からず、「うえ~ん」と言ってしまったこともあるという。あるときは、目に染みる薬を塗って涙を流そうとしたが、今度は塗りすぎて「目が開けられなくなってしまった」とも。「何回やっても全然ダメでした」と岡村は苦手意識を語った。
次回の「おかべろ」は9月5日(火)深夜24:35より放送予定。