<半分、青い。>鈴愛、再び東京へ!?ブッチャー『鈴愛に消去法ない』にファン「さすが笑!」

2018/08/30 07:05 配信

ドラマ

鈴愛の人生を動かしてきた“ひらめき”


秋風オフィスで飯アシとして奮闘していた18歳当時の鈴愛。あの頃と心の中はなにも変わらない(C)NHK


この鈴愛の人生を動かす“ひらめき”には既視感がある。第25回(4月30日放送)で、漫画家・秋風羽織(豊川悦司)のトークショーを見に行った時だ。

「あの、先生。私、漫画描いてるんです!」と、画用紙に下書きもせず鉛筆で描いた漫画を差し出し、五平餅につられて「私の弟子になりませんか」と思いつきを口にしただけの秋風の誘いに「なります!」と即答。せっかく決まっていた農協への就職も蹴って、ベタもネームもスクリーントーンも知らずに秋風オフィスに飛び込んだのだ。

ちなみにこの時、祖母・廉子(風吹ジュン)がナレーションで語った言葉が「鈴愛、おばあちゃんは賛成ですよ。何とかなりますよ!だって、人生って一度きりしかないんだもん。そんなに血わき肉躍ることがあったら、飛び込んだらいいんですよ!」。案外、鈴愛のこの瞬発力はおばあちゃん譲りなのかも?

「私を雇ってくれなければ、岐阜犬、おしゃべりワンワンをお渡しすることはできない!」と脅迫じみた駆け引きで交渉するあたりも、秋風に「あなたは飯アシです」「炭水化物要員だ」と言い渡され「話が違う!」と秋風の原稿を窓から放り投げようとしたときの勢いそのままだ。良くも悪くも、鈴愛は18歳のときのまま。秋風の漫画に描かれたフレーズ「何があっても、あの時のときめきから始まっていることを忘れるものか」の精神で人生を歩んでいるのだ。