芳根京子「初めて声の出し過ぎで声が枯れました…」鬼気迫る演技秘話明かす

2018/08/31 06:05 配信

映画

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1人2役、2人1役をそれぞれ演じたが、2人で相談したことについて、土屋は「きょんちゃん(芳根)と向き合う瞬間に、なんかこう通う心というか、感じるものがすごくあって、きょんちゃんの場合はそれがすごく強くて…。

話し合ったり、考えたりしたんですけど、向き合うときのきょんちゃんの爆発力がすごくあるので、それが自分の考えをはるかに超えた爆発力なので、そのパワーにすごく救われて、すごい何かを話し合って試してみるというより、こうやって向き合っていた時間が、累とニナの現実につながったのかなと思いました」と、“あ・うん”の呼吸であることをうかがわせた。

それに対し、芳根は「うれしいですね。話し合いが必要な場面では話しましたけど、お互いが察するというか、お互いのニナ・累の良いところを吸収し合って、何か言葉以外のところで、心で作り上げていったという印象が強いです」と同意した。

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相当な演技力が必要だったであろう本作。特に大変だったシーンについて聞かれると、土屋は「ちょっと難しいなと思ったのは、“戻る時”ですね。顔が入れ替わってから戻る時が意外と難しくて…。

怒っている最中とか、ご飯を食べている最中とかに顔が戻るので、そこの感情は難しいなと思いました。

入れ替わりモノって最後に元に戻れるかがテーマになっていると思うんです。今回は本当に入れ替わりが多いので、感情を並行してバトンを渡せられるように工夫しました」と吐露する。

また、芳根は「いろいろありましたけど、印象的なのは屋上のシーンですかね。私ってあまり生きていて声をからすことなかったんですよ。風邪を引いたときくらいで(笑)。

喉が強くて声の使い過ぎでかれるってことはなかったんです。でも、生まれて初めて声の出し過ぎで声がかれて、その時に、いつもの自分とは違うところからエネルギーを出しているんだなって、体で実感しました。あのシーンはすごく印象的です」と明かした。

そんな女優陣の演技について、佐藤監督は「2人とも真っすぐした目をこちらに向けてくれていたので、生半可な気持ちではいけないなというのがもちろんありました。

それ以上に2人と会ったときはパワーしか感じなかった。『こいつら、やる気だな』って。こりゃやべえって思って、家に帰って泣いたもんね……。泣かないです! 56歳はそんなことじゃ泣かないです」とおちゃめに語り、土屋から「ちょっと(泣いてくれたんだと)期待したんですけどね、今。監督泣いてくれたんだ…って」と返されていた。