――撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
現場自体は本当に楽しい現場で、いつも笑いが絶えなくて、福田監督自身が楽しんでいらっしゃるなっていう印象ですね。自分の中ではちょっとピリピリした感じも想像してたんですけど、全然そういうところがなく。スタッフの方もいい方ばかりで、初めて行ったとは思えないような感じがあり、雰囲気作りが素晴らしいなと思いました。もっといたかったっていうくらい。
映画やドラマの撮影の現場でこんなに楽しそうな現場は、まず僕は知らないです。撮影は1日だけで、4時間ぐらいでしたけど(笑)。
あと、1シーン目を撮った時、第1声を発した時にスタッフの方々や演者さんが、「本物だ」とか、「うわー」とかそういう感動の仕方をしてくれたのがうれしかったです。あれはなかなか味わえるものではないです。
――苦労した点があれば教えてください。
声の仕事の場合は1回録音したら終わりということが多いのですが、今回、役柄的に結構叫んだりするところが多かったんですけど、違う角度で、別のカメラで撮る時も同じ物を要求される。あの難しさは普段自分が経験できてないところで、実写独特でした。撮影全体はすごく楽しかったです。
――小栗旬さん、柳楽優弥さんと、初めてご一緒されてみていかがでしたか?
まさかこんな形でお会いするとは思ってなかったです(笑)。小栗さんも銀さんとして役に入っていたから、マダオとして「よろしくお願いします」って撮影の現場に行った時にすぐ打ち解けて、ニコニコしていました。アニメのことや銀魂のことをちょっと話しましたね。
柳楽さんも漫画が好きみたいで、自分がかつてやった某役とか、割と有名な役のファンなんですって向こうから言ってきてくれたりしました。写真撮影もしてもらったりして、自分の中では宝ですね。
――もし続編があったら、ご出演の希望はありますか?
オファーがあればぜひ出演したいです。この作品で失敗を恐れず、実写の本物の役として出演したので、もうこの先は覚悟決めてやります。
――今回のドラマの見どころを教えてください。
新しいことづくめなんです。ドラマ版の台本を見たときに笑いが止まらなくて、これはすごいなって思いましたね。脚本も含めて。だからドラマ版は確実に見たほうが良いですね。絶対見たほうが良いです。見ないと半分以上損をします(笑)。それぐらい面白かったです。
小栗さん、柳楽さん、橋本さん含め、映画に出ている方々も出演していて、その方々のぶっ飛び感は見どころですね。そして、個人的に各話ストーリーテラーから始まる部分が非常に楽しみです。これもぜひ楽しみに見てください。
――最後に、ファンの方、視聴者にメッセージをお願いします。
今回、映像として声だけじゃなく出た自分ですが、おそらく自分の中では長谷川泰三(マダオ)というキャラの脇道にはそれていないと思うので、これからも愛をもって見守っていてください。
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