芳根京子、“石原さとみの妹”にプレッシャーも「心強いお姉ちゃんですし、大好きです!」

2018/09/02 08:00 配信

ドラマ インタビュー

月島なな役・芳根京子(C)NTV


篠原涼子に憧れ


――最後に、タイトルの「高嶺の花」にちなんで、芳根さんにとって「高嶺の花」な存在の人を教えてください。

篠原涼子さんです。涼子さんも事務所の大先輩ですが、最近映画の撮影で涼子さんの娘役としてご一緒させていただいて、本当にうれしかったです!

その作品をやらせていただけるというお話を聞いてからずっと楽しみにしていたので。

私のデビュー作は涼子さんが主演のドラマでしたが、その時はあまり一緒のシーンがなかったので、いつかご一緒させてもらえたらいいなという夢が親子役という形でかなって。

私もあれからいくつか作品に参加させてもらって、成長した姿をお見せしたいという思いがあったんです。

――まさに時はきた、ですね!

ただ…自分で自分にプレッシャーをかけ過ぎてしまったのか、すごく緊張してしまって、その映画は八丈島でロケだったのですが、八丈島に行く前日に胃腸炎になってしまいました(笑)。

朝ドラのクランクインの前日にも胃腸炎になってしまいましたし、プレッシャーや緊張が胃にくるタイプなんです。

自分はそれだけこの作品に懸けているのだなと思いましたね。

でも、ここ2年で3回くらい胃腸炎になっていて、普段は完治するのに1週間くらいかかっていたのですが、慣れなのか、八丈島の空気がそうさせたのか、目の前に涼子さんがいる喜びなのか分からないのですが、2、3日で治っちゃいました(笑)。

いろんなミラクルが重なって、胃腸炎になった数日後には皆さんとご飯に行く会にも参加して、平気で唐揚げを食べていましたから(笑)。

反抗期の役で涼子さんとそれほど会話はありませんでしたが、涼子さんに「大丈夫?」って劇中で言われたシーンのときは、その一言でお母さんから感じる安心感のようなものを感じて涙が止まらなくなりました。

私がお仕事を続けさせてもらう上で目標にしていることが、BK(NHK大阪放送局)の朝ドラでヒロインのお母さん役をやることなんです。

ヒロインをさせていただいたBK制作の朝ドラで母親役をやって、今の私が「涼子さんはすごいなあ」と思った感情を、いつか誰か(後輩)に思ってもらえる表現者になりたいなと強く思いました。

事務所の方からも「芳根がいれば大丈夫だ」って思ってもらえたらいいなって強く感じたので、涼子さんはすごく「高嶺の花」ですが、いつか私も涼子さんのようになりたいです!

――既にわれわれにとっては“高嶺の花”ですけどね(笑)。まずは「高嶺の花」最終話に全力投球ですね。

はい! 「高嶺の花」のななという役を最後まで全力で務められたらいいなと思いますので、最終話まで楽しみに見ていただけたらうれしいです。よろしくお願いします!

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