タモリがさまざまな街を“ブラブラ”歩きながら土地の歴史や人々の暮らしに迫る「ブラタモリ」(毎週土曜夜7:30-8:15、NHK総合)。
2008年にパイロット版が放送され、2009年からレギュラーとなった同番組。2016年からは、タモリが“ブラブラ”した軌跡をまとめた番組書籍を、株式会社KADOKAWAが12巻制作し、9月28日(金)に刊行される新刊をもって、ついにシリーズ通算部数100万部を突破した。
そんな人気番組、「ブラタモリ」の9月1日(土)の放送回の舞台は、首都圏に近い手軽なリゾートとして観光客が多く訪れる栃木・那須。
まずタモリと林田理沙アナが向かうのは、那須塩原にある「千本松牧場」。牛と触れ合い馬車を楽しんでいたタモリは、明治時代まで荒野だった那須に最初に分け入った明治政府のVIPたちの別荘を発見する。
VIPたちが那須に分け入った意外な動機に、タモリも驚く。
今では一大リゾート地として有名な那須は、かつては石ころばかりで水が出ない場所だった。そんな土地を開拓するため始動した国家プロジェクトで作られたのが日本三大疏水のひとつ「那須疏水」。
タモリは、全長70kmの用水路を2年という突貫工事で作り上げられた“鍵”になった「水のない川」とは何かを知る。
さらに、那須高原の「南ヶ丘牧場」や、「りんどう湖」などの観光地にもタモリが足を運ぶ。
牧場や温泉、遊園地や別荘地などレジャー施設が多く、今では年間1400万人が訪れているという那須。不毛な荒野ばかりが広がる場所が、どのようにして生まれ変わったのか、開拓者たちの血のにじむような苦労と、不利な地形を逆手にとった逆転の発想を学ぶ。
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