チバテレビほかで放送中のアニメ「裏切りは僕の名前を知っている」の初の大型イベント「ASUKA25周年&DVD発売記念『裏切りは僕の名前を知っている』イベント-ワルプルギスの宴-」が、東京・世田谷区民会館で開催され、メーンキャストの保志総一朗、櫻井孝宏、井上麻里奈、福山潤、小野大輔、岡本信彦が出演した。また、アニメ14話から登場する蓬莱黒刀役の神谷浩史、降織千紫郎役の日野聡がゲストで登場した。
本作は、「月刊ASUKA」(角川書店)で連載されている小田切ほたる原作による人気コミックをアニメ化したもの。ファンからは「裏僕」の愛称で呼ばれている。養護施設で生活する天涯孤独な主人公・桜井夕月(声:保志)の前に突然現れたルカ=クロスゼリア(声:櫻井)は、夕月に死を招く赤い月の夜“ワルプルギスの夜”には外に出てはならないと告げる。その後、夕月の周囲では不思議な事件が続き、千年以上も昔から幾度も転生し繰り広げられている悪魔(デュラス)との戦いに巻き込まれていく。
イベントはメーンキャストによるライブドラマからスタート。ワルプルギスの夜、(祗王)天白(声:子安武人)の命を受けた、夕月、ルカ、ツヴァイルトたちが、“ワルプルギスの宴”と呼ばれる黒ミサに潜入。3部作で行われたライブドラマの後半は黒刀と千紫郎も黒ミサに合流し、ツヴァイルトたちのきずなを確認する「ツヴァイルトの絆度チェック」が行われた。
岡本が司会を務めた「トークコーナー」では、事前に公式HPで募集したアンケートを交えてトークを展開。「ルカの名ぜりふ“夕月”。6月27日まで何回、夕月の名前を呼んだと思いますか?」の質問に櫻井は「えっ、クイズ?」と驚きながらも「心の中を入れると1万回ぐらい…35回!!」と自信満々に回答するも、正解の4回に会場は驚きの声に包まれた。誰よりも“夕月”と呼んでいるのは石田彰演じる若宮奏多と知らされると、井上と福山が「(十瑚ちゃんは)奏多さんより呼んでいるよ!!」と反論するなど夕月の人気がうかがえた。また、小野は自身が演じる蓮城焔椎真のパートナー・碓氷愁生役の宮野真守がイベントにいないことに「分かち合える人が隣に居ない」と自分の隣を見て寂しそうにする一幕も見受けられた。
アンケート終了後、岡本の紹介で神谷と日野が客席から登場すると、黒刀と千紫郎の初披露映像が紹介された。続けて行われた「生アフレココーナー」では、キャスト陣が放映済みの話数からワンシーンを熱演。アドリブが飛び出すたびに「裏切られた〜!!」と悔しがる姿を見せた。日野の裏切りに落ち込んだ神谷は「ちゃんと、OA見てね!!」と客席に呼び掛けた。
また、時にはドラゴン、時には人間にも変身できる獣王ソドムを獲得するための『黄昏館主催 華麗なる!?裏僕「ソドム」争奪トーナメント』が櫻井の司会で行われた。モニターに映し出されたものの正式名称を当てていく勝ち抜け戦で、見事全問正解した井上は優勝賞品のソドムケーキに「かわいい!!」と笑顔を見せた。対して、1問も当たらなかった福山と小野には罰ゲームが行われ、場内を盛り上げた。
ほかにも、アニメ制作現場の様子や、主題歌を担当しているRayflowerからのビデオメッセージなどが披露されるなど、初イベントにふさわしい内容となった。
イベント終盤、自身が演じるキャラクターとパートナーが描かれたうちわを持ってキャスト陣が再登場。「夕月は、格好いい人たちに守られるヒロイン的な役割ですが、皆さんの力を借りつつ、ピュアボイスで頑張っていきたいと思います」(保志)、「とても楽しく過ごすことが出来ました。これからも皆さんと一緒に“裏僕”を盛り上げていきたいです!」(櫻井)とイベントを締めくくった。
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