宮崎駿監督お薦めの絵本とは? 「借りぐらしのアリエッティ」の原点も明らかに!

2010/07/29 10:00 配信

芸能一般

現在大ヒット中の「借りぐらしのアリエッティ」の原作はイギリスの児童文学「床下の小人たち」(C)2010 GNDHDDTW 監督:米林宏昌

BS日テレが、開局10周年を記念して制作した番組「BS日テレ開局10周年特別番組 ジブリの本棚〜宮崎駿が選ぶ 子どもたちに読ませたい本〜」が、8月7日(土)に放送される。

同番組は、宮崎駿監督が影響を受けた児童文学の魅力を探るトーク&ドキュメンタリー。阿川佐和子が東京・三鷹の森ジブリ美術館の図書閲覧室「トライホークス」を訪れ、宮崎監督お薦めの本を紹介する。ここには、宮崎監督が脚本を務めたスタジオジブリ最新映画「借りぐらしのアリエッティ」(公開中)の原作であるイギリスのファンタジー作家、メアリー・ノートンの「床下の小人たち」をはじめ、「西遊記」「いやいやえん」など50冊の本が並んでいる。一冊一冊に宮崎監督による推薦文が書かれているというこの閲覧室に、阿川と女優の杏が、絵本や児童文学の魅力を語り合う。また、杏が印象に残った数冊を朗読する。

さらに阿川は、スタジオジブリのアトリエを訪ね、宮崎監督と対談する。「ノンちゃん雲に乗る」の作者で、日本児童文学の草分けともいわれている児童文学作家・石井桃子氏の話を交えながら、宮崎監督が子どものころの読書の思い出を明かす。

また、「借りぐらしのアリエッティ」の原作の舞台となったイギリスを訪問し、物語が生まれた背景や世界感に迫るほか、スタジオジブリのアニメのモチーフとなった実際の場所を紹介する。