毎週水曜に、BS2で放送中の視聴者観覧形式の音楽情報番組「ウエンズデー J-POP」。新曲発売日に、人気アーティストのライブ・パフォーマンスやミュージックビデオなどを、東京・渋谷のNHK“みんなの広場”ふれあいホールから生放送しているが、番組の司会を務めるさくらにインタビューを行った。
――生放送の司会ですが、心掛けていることはありますか?
「ゲストアーティストさんとお客さんが、いかに楽しくやってるかが大事。だから、緊張もそんなにしないですし、細かいことは考えてないですね。その日の空気はアーティストさん、お客さんによって毎回違うので、その空気感をいい方向に持っていけたらいいなと思っています。わたし生放送が好きなんですよ。その時のリアルタイムを伝えられるのが毎回新鮮だしうれしいです。番組をアーティストさん、お客さん、わたしたちの全員で作っているってことが楽しいですね」
――生放送に備えて出演するアーティストのことを事前に勉強しますか?
「歌はもちろん聞かせてもらうんですが、ブログをやってる人だったらのぞきにいったりします。その人の思っている言葉やプライベートなことも見れるし、その人のことを知れて便利ですね。でも、番組を進める上で役立ったりしたことは意外とないかもしれないです(笑)。アーティストさんに聞きたいことはいっぱいあるんですけど、その日、その週に新曲を発売するアーティストさんにお話を聞くので、そこを重点的に聞きたいなって。生放送なので時間が足りないというもどかしさがあります」
――今までの放送でハプニングなどはありましたか?
「アーティストさんが盛り上がっちゃってステージからよく飛び出したりしてます。でも、そのハプニングを見て焦ったりはしないですね。盛り上がっていたら、それをそのままステージで出してもらいたいですし。本番でお客さまの前にわたしが登場するときのトークは、(“音先案内人”[亀田誠治、寺岡呼人、本間昭光]と)軽く打ち合わせはしますね。でも、基本的に何が飛び出すか本番まで分からないので毎回楽しみです」
――共演の“音先案内人”の3人とは息ピッタリですが。
「初対面の時は、3人いらっしゃるとすごい迫力がありました。わたし意外と人見知りなんで、お三方から話し掛けてきてくださってありがたかったです。もう今は普通にプライベートの相談なんかもしてますね。ここじゃ言えないようなことまで。わたしにとって、すてきなお兄さんたちです」
――オンエアもリハーサルも最前列でライブを体感していて思うことは?
「いろいろ考えずに、そのアーティストさんの魅力に引きつけられてる瞬間です。恋しちゃいますよ、あの距離でアーティストさんに歌われると。勘違いしちゃいます。『あれ、わたしに歌ってんのかな?』って(笑)。ライブを間近で見ているとアーティストさんから受ける影響力とかパワーってすごいんです。表情も繊細なところまで表現しながら歌うんだなって感心しちゃいますね。詩に込めた意味とか、曲に対する思いを聞いた後にライブを見てしまうと、どのアーティストさんのことも好きになってしまいます(笑)」
――さくらさんが日常で音楽を聴くときはどんなときですか?
「わたし常に音楽聴いてるんです。家に帰ってまず一番初めにするのは音楽プレーヤーを付けること。起きて初めにすることも音楽を聴くことというぐらい生活の中に音楽が流れている感じですね。移動中も聴くし、生活の一部ですね」
――視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
「放送している内容すべてがリアルタイムのことなので、テレビの視聴者さんたちも同じ時間、同じ空気感を感じてもらって、同じ時を刻んでるって思いながら見てほしいです。テレビの前で見てるっていう感覚じゃなくて、一緒になってこの番組に参加してるっていう感じで見てもらえたらうれしいなって思います」
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