9月1日より全国順次公開中の映画「YOU達HAPPY 映画版 ひまわり」の舞台あいさつが9月2日に都内で行われ、大東駿介、佐久本宝、阪本一樹、倉野尾成美、杉本達監督が登壇した。
この作品は、過疎化と向き合う栃木・那須烏山が舞台。オーディションで選ばれた地元の女子高校生を中心とした町の人たちが、“町おこし”や存続が危ぶまれている「山あげ祭」を守るために奔走するドキュメントで、ノンフィクションパートと俳優陣によるフィクションパートが混合した手法で描かれる。
コミュニティFM運営のために東京からやってきた大学生・大海夏生を演じた大東は、「大変でしたね。芝居はそもそも自分の言葉ではない。でも、彼女たちは日常生活と変わらない気持ちの乗っかった言葉をしゃべっているわけで、それに対して台本の言葉をしゃべると、全然相手に届かないんですね。自分も違和感が出てくるし。初日に彼女たちと話してみてから監督と相談して、『これはもう自分の言葉で話していいですか?』となりました」と明かした。
「それには、僕たちが那須烏山を知らないと始まらない。那須烏山の魅力とは何なんだろう?と考えることから始まりました。それで初めて台本を捨てられるし、監督の言いたかったことをちゃんと理解してしゃべることができる。そういうプロセスは楽しかったですね」と振り返った。
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