――ちなみに、竜星さんが思わずグッときてしまう女性のファッションはありますか？
フェミニンなものも、その人に似合っていればかわいいと思う時もありますけど、個人的にはかっこいい女性が好きです。僕はずっと、安室奈美恵さんのファンなんですよ。男もそうですけど、同性からも好かれて、異性からも好かれる、そしてファッショニスタと呼ばれる方たちはすてきですよね。こだわりが詰まっている感じがします。
――10月12日(金)からは、落語の名人・八雲(岡田将生)に弟子入りする・与太郎役で出演されているドラマ10「昭和元禄落語心中」(NHK総合)も放送開始となります。
僕は与太郎を演じさせてもらっているので、主役の岡田将生さんをはじめ、「与太ちゃんかわいいね」みたいに言われると、自分が見せたい部分は見せることができているんじゃないかと思います。あとは落語ですね。この作品において一番重要な落語というものを、割と早い段階で、エキストラの方たちをお客さんとして、演芸ホールでやらせてもらったんです。落語をしながら、いい経験をさせてもらっているというか、特技が新しくできたなという感じがしていますね。
――最後に、俳優として歩む上で大切にしていることを教えてください。
どの仕事でもそうなんですけど、必要とされる役者でい続けない限りは、出続けることは難しいと思うので、求められるものを、瞬発力を活かしてやっていく。そこは大事にしていますね。特にドラマは、撮影日数がタイトだったりするので、その中で瞬時にやっていくことが大切なんです。ものづくりをみんなでやっていく、同じ方向に向かっていくのは、やっぱり楽しいと思うので、その中にいる今は、自信も含め、かみ締めながらやっているという感じがします。
取材・文＝岸豊
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