手塚治虫先生の名作に関わることができて、とても光栄に思います。百鬼丸を演じるにあたり、どろろとの関係構築、バディ感を大切に演じたいと考えています。また、舞台でも同じ役を演じさせていただけることは、とても貴重な機会だと思います。自身にとってテレビアニメの声優は初挑戦になりますが、チームスタッフの皆さまのお力もお借りして、視聴者の皆さまに最高の作品をお届けします。
手塚治虫さんの有名な作品「どろろ」、しかもどろろ役で出演できると分かった時は言葉にならない喜びがこみ上げてきて、感慨深いものがありました。アニメの原画を見せていただいたのですが、すごく可愛くて演じるのがとても楽しみです。どろろは難しい役どころですが、百鬼丸さんにもお力を借りて、私らしいどろろを演じることができたらなぁ。と、思います。
小学生の頃、手塚先生の「どろろ」を読んで、あまりの怖さに眠れなくなった思い出があります。あれから50年、時代がやっと「どろろ」に追いついてきたのでしょう。当代最高の制作スタッフの皆さまの手で現代に蘇る「どろろ」……なんだか、とても、ワクワクするのです。
私にとって手塚漫画は、若者が空想するような世界を、リアルに視覚化してくれる凄い作品でした。今回「どろろ」のナレーションという大役をたまわり、年がいもなく興奮し、緊張しております。大昔の「手塚治虫漫画全集」を読めば、半世紀も前に描かれたこの作品が、未だ強い訴求力をもって自分に迫ってくる……。この力に圧し潰されぬよう、精一杯「語り」ます。
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